もみじの剪定|どこを切ればいい?剪定時期や小さくする方法を解説
2024/10/2
秋になると美しい紅葉を見せてくれるもみじですが、その美しさを保つためには定期的な剪定が必要になります。
この記事では、もみじの剪定時期や方法、さらに小さく保つコツまでをわかりやすく解説します。
もみじ(紅葉)の剪定は必要?
Photo by ピーターラヴィさん@GreenSnap
もみじは意外と生長が早いので、定期的な剪定が必要です。
モミジの剪定は、不要な枝を取り除き、風通しを良くすることで病害虫のリスクを減らし、樹形を整えるために行います。
もみじの剪定時期はいつ?
もみじの剪定時期は落葉機の11〜2月、または3月と6〜7月上旬頃です。
もみじは基本的に葉が落ちて樹形がわかりやすくなった冬に剪定を行い、樹形を整えていきます。
一方で、春〜初夏までの剪定は冬の剪定をしなかった場合に、日当たりや風通しを良くするために行います。
もみじの剪定方法
冬の剪定
冬の剪定では、「切り戻し剪定」をして、樹形を整えていきます。主に、重なっている部分を見つけ、太い枝を残して細い枝を切っていくとよいです。また、枯れている枝は根本から切り戻していきましょう。
太く元気な枝は翌年も葉をつけるため、太い枝は残してバランスよく樹形を整えていきましょう。
春〜初夏の剪定
春〜初夏の剪定は、「透かし剪定」をして、密集した枝を間引き、風通しと日光の当たりをよくします。間引く際は、太い枝を避けて、内側に伸びた細く余分な枝を選んで剪定しましょう。
紅葉の剪定のコツ
もみじの葉は必ず対になって生えていきます。葉が交互に生えるように剪定するとバランスのよい樹形に仕上がるでしょう。
剪定後は、傷口から雑菌が入らないように、大きく切り戻した部分に癒合材などを塗布してください。また、もみじにストレスがかからないように、なるべく剪定ばさみなどの小さな道具で剪定するとよいです。
もみじ(紅葉)は剪定で小さくするには?
大きくなりすぎたもみじは冬に切り戻し剪定を行うことで、樹高を抑えてコンパクトな樹形を維持することができます。
もみじは生長が早いので、放っておくと高さ10mほどまで育ってしまう可能性があります。樹形を抑えたい場合は、毎年きちんと剪定をしてやりましょう。
もみじ(紅葉)の剪定をマスターしよう!
美しいもみじを育てるためには、剪定が欠かせません。もみじの剪定を失敗しないために適切な剪定時期と方法でもみじを剪定しましょう。とくに夏の剪定は、もみじが弱って枯れてしまいやすいので必ず避けましょう。
毎年もみじの木は剪定をして、美しい紅葉を楽しんでくださいね。