ミカンの代表品種一覧!日本で人気の甘いミカン6種類をご紹介!
2023/6/29
冬にこたつで食べるのが定番のミカン。じつは、そんなミカンには、さまざまな種類があり、甘さや食感など品種によって違いがあるんです。
そこで今回は、ミカンの種類について詳しく紹介します。人気品種やほろ苦い大人も味の品種なども紹介するので、ぜひお気に入りのミカンを見つけてみてくださいね。
ミカンの特徴!どんな果樹?
Photo by Hi〜さん@GreenSnap
ミカンは、ミカン科ミカン属に属する木に実をつける果実です。収穫時期は、10月〜1月頃で、収穫時期によっても甘さや酸味など違いがあり、すっきりとした酸味のあるミカンが好きな方は、シーズン始めの10月に取れたミカンがおすすめですよ。
また、太陽の光をたっぷり浴びて育ったミカンは、ビタミンA、ビタミンC、カリウムが豊富に含まれており、肌荒れや風邪予防に効果があるといわれています。
ミカンにはどんな種類がある?
日本で生産されているミカンは、約80種類以上あるといわれています。品種改良により、たくさんの種類のミカンが誕生しており、品種によって大きさや甘さ、酸味などさまざまです。
ここからは、ミカンについて種類ごとに詳しく紹介します。定番のミカンや、ブランド品種も合わせて紹介するので、ぜひ下記を参考に、お気に入りのミカンを見つけてみてくださいね。
ミカンの種類
温州(うんしゅう)ミカン

Photo by サンゴさん@GreenSnap
温州ミカンは、日本で一番多く栽培されている品種のミカンです。スーパーでミカンと表記されているものは、温州ミカンであり、収穫時期によっても名称が違います。シーズンの1番始めに出回るものを極早生ミカン、2番手を早生ミカン、3番手を中手ミカン、シーズン最後を晩生ミカンと表記して販売されていますよ。
せとか
Photo by ひなこひなたさん@GreenSnap
せとかは、トロリととろける柔らかな実がジューシーなミカン。糖度が高くてとっても甘いせとかは、アメリカで育成されたミカンとオレンジ類の交雑種のため、どちらのよいところを持ち合わせたミカンなんです。また、皮が薄くて手で簡単に剥けるため、食べやすいのも魅力のひとつですよ。
カラマンダリン
Photo by タカベルさん@GreenSnap
カラマンダリンは、たっぷりの果汁に深みのある味が人気の春ミカン。さまざまな種類のあるミカンの中でも、最も樹になっている期間の長いマンダリンは、濃厚な深みのある味わいとジューシーな食感が特徴です。収穫時期は、4月〜6月で爽やかな春にぴったりのミカンですよ。
デコタンゴール
Photo by ま~さん@GreenSnap
デコタンゴールは、頭部がこぶのように出ている見た目が特徴的なミカン。別名デコポンやしらぬひとも呼ばれています。ポンカンと清美をかけ合わせて出来た品種で、甘さとまろやかな酸味のバランスがよく、食べ始めると止まらない味わいが幅広い年齢層に人気のミカンです。
土佐文旦(とさぶんたん)
Photo by なおさん@GreenSnap
土佐文旦は、鮮やかな黄色い大玉のぶんたん。爽やかな香りと甘さの中にもほろ苦さがあり、クセになるような大人の味わいが根強い人気があります。皮は厚いためナイフで切れ目を入れて剥くと剥きやすいですよ。
甘夏
Photo by ハチさん@GreenSnap
甘夏は、スッキリとした甘さと独特のほろ苦さが特徴のミカン。収穫時期は、4月〜5月で春らしい爽やかな香りとプリプリとした食感の果肉は、サラダにしてもおいしいです。また、皮はマーマレードに加工するのもおすすめですよ。
清見
Photo by Hi〜さん@GreenSnap
清見は、柔らかくて果汁たっぷりのジューシーなミカン。温州みかんとトロビタオレンジを交配させた品種のミカンで、ミカンの味が濃くて、香りがいいのが特徴です。「越冬収穫」といって樹上で越冬し、完熟してから収穫するため、より甘さが引き立ち、トロリと柔らかな食感のミカンになりますよ。
ミカンの種類はたくさん!お気に入りを見つけてみて
ミカンは、品種改良によってさまざまな種類が増え、甘さや大きさ、色などさまざまな種類があります。そのまま食べてもおいしいですが、マーマレードやサラダなどたくさんレシピもあるので、ぜひ、お気に入りのミカンを見つけてみてくださいね。