【リコリスの花言葉】色ごとの意味は?彼岸花との違いはなに?
2024/6/14
ヒガンバナ属に属するリコリスには、見た目とはちがい前向きな気持ちになれる花言葉や、心が熱くなるような花言葉がついています。今回は、リコリスの花言葉をご紹介します。
リコリスの花言葉
Photo by midoさん@GreenSnap
リコリスの花言葉は「独立」「情熱」です。
「独立」は、一枚も葉もつけず、一本の茎のみでまっすぐ花をつける姿に誇らしさや強さを感じたことが由来です。「情熱」は、赤いリコリスが燃える炎を連想させることにちなんでいます。
リコリスの色ごとの花言葉
リコリスには色ごとに花言葉がついています。ここでは5色の花言葉をご紹介します。フラワーギフトにリコリスを選ぶときは、シーンにあわせた色を選びましょう。
赤いリコリスの花言葉
赤いリコリスの花言葉は「情熱」「再会」です。情熱は共通の花言葉と同じ理由です。「再会」は、ご先祖様や大切な人が帰ってくるとされる秋の彼岸に咲くことにちなんでいます。
白いリコリスの花言葉
白いリコリスの花言葉は「思うのはあなたひとり」です。この由来も、秋の彼岸に咲くことが由来といわれています。
黄色いリコリスの花言葉
黄色いリコリスの花言葉は「陽気」です。多くの人目を引き寄せる色にちなんでいます。
オレンジのリコリスの花言葉
オレンジのリコリスの花言葉は「妖艶」です。オレンジ色のリコリスは、「キツネノカミソリ」と呼ばれる品種です。カミソリにも見える花びらを日陰でつける特徴にちなんでいます。
ピンクのリコリスの花言葉
ピンクのリコリスの花言葉は「快い楽しさ」です。ピンクのリコリスは「ナツズイセン」と呼ばれる品種です。ユリにも似た美しい花にちなんでつけられました。
リコリスに怖い花言葉はある?
リコリスに怖い花言葉はありません。しかし、リコリスは英名であり、日本では彼岸花にあたることから、ネガティブなイメージが先行していると考えられます。また、彼岸花には「悲しき思い出」や「諦め」といった一見するとネガティブな花言葉もついています。これらは墓地でよく見かけることにちなんでいます。
彼岸花そのものに怖い花言葉はなく、また海外でも怖い花言葉はついていないので、フラワーギフトに選ぶときは心配する必要はないといえるでしょう。しかし、秋の彼岸に開花するために墓地で見かける機会も多く、それと同時に亡くなった人を連想させるときも少なくありません。
リコリスはギフトに選んでも問題はありませんが、ハードルの高い植物といえるでしょう。
リコリスと彼岸花の違いはなに?
Photo by bowさん@GreenSnap
リコリスはヒガンバナ科リコリス属に属する球根植物です。開花時期は、7月下旬〜10月上旬までで、赤や白、黄色にオレンジなど色鮮やかな花をつけます。草竹は30~60cmと低く、日本や東アジア、東南アジアが原産地です。
なお、リコリスは英名であり、和名では「彼岸花」といいます。ただし、園芸品種では、彼岸花を除いたリコリス属の花をまとめて呼ぶ傾向にあります。
オーレアやスクアミゲラ、スプレンゲリーなどの原種がある一方で、改良交配品種も広く流通しています。日本では和名を「彼岸花」とし、秋の彼岸で見かけます。
リコリスの花言葉を贈ろう♪
今回はリコリスの花言葉について解説しました。リコリスは日本でいう彼岸花と同じ植物で、秋の彼岸を中心に見頃を迎えます。
花言葉にはポジティブなものがある一方で、お墓で見かけることの多い特徴から、贈り物にはあまり適していないと考えられます。庭に咲いたリコリスを誰かへプレゼントするときは、ごく親しい人にとどめましょう。