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ヤブランを植えてはいけないって本当?理由や解決方法を解説!

2024/5/28

スタイリッシュな常緑の葉と美しい紫色の実をつけるヤブランは、お庭に植えるとよく増えすぎてしまうため、植えてはいけないと言われることがあります。しかし、適切な管理方法を知っておけば、ヤブランの良さを楽しみながら育てることできます。

この記事では、ヤブランを植えてはいけないと言われる理由と、植える場合の注意点や対策をご紹介します。

ヤブランを植えてはいけないと言われる理由は?

ヤブラン

Photo by 醜男さん@GreenSnap

理由1.繁殖力が強く、増えすぎるから

ヤブランは繁殖力が非常に強く、地植えした場合は勝手に広がってしまいます。茎が地面に這うように伸びると、そこから新しい根を出して増えていきます。手入れを怠ると庭中に蔓延し、他の植物を押しのけてしまう可能性があります。

理由2.ヤブランの実には毒があるから

ヤブランの実にはサポニンという成分が含まれており、犬や猫などのペットが口にすると健康被害が出る可能性があります。大量に食べなければ大丈夫ですが、サポニンを摂取し過ぎると、下痢や嘔吐などの症状が出ることがあります。ペットがいる家庭では植える場所に注意が必要です。

ペットがいる家庭では、ペットの届かない場所にヤブランを植えましょう。ペットが食べてしまわないよう、フェンスで区切るなどの対策が必要です。また、サポニンの危険性を考えれば、ヤブランを植えないほうが賢明かもしれません。

理由3.鳥が実を食べに来るから

ヤブランは、花が咲いた後に実がなります。この実を鳥が食べに来る可能性があり、鳥の糞被害に遭う恐れがあります。特に鳥が好む黒紫色の実を付ける品種は注意が必要です。鳥の糞害を防ぐためには、花後に実が付く前に対策をとる必要があります。

ヤブランの繁殖を抑えながら育てる方法

ヤブランを植えてはいけないと言われる理由はありますが、適切な対策を講じれば問題なく育てることができます。具体的な対策方法をご紹介します。

方法1.根止めをする

ヤブランを地植えで育てる時は、根止めなどを用いて想定した場所以外に繁殖しないように防ぐのがおすすめです。庭の一部に植えるときには、少し穴を掘ってブロックなどを埋めるのもいいでしょう。

方法2.鉢植えで育てる

ヤブランは鉢植えでも育てられます。鉢植えならば地面への繁殖を防ぐことができ、無造作に広がらずに育てられます。ただし2年に1回程度は植え替えを行い、根詰まりを防ぐ必要があります。

方法3.実がつくのを防ぐ

ヤブランの花が咲いたら早めに花茎を切り落とし、実がつくのを防ぎましょう。実ができる前に処理すれば、鳥が実を食べに来る心配がありません。また、実から種が落ちて増えてしまうリスクも軽減できます。

ヤブランの生育を抑えて楽しもう!

ヤブランを植えてはいけないと言われる理由はありますが、植え方次第で上手に育てられる植物です。鉢植えにするなど繁殖を抑え、花茎を切るなど実がつかないよう対策すれば、ヤブランの良さを存分に楽しめるはずです。