sp logo
カート

キーワードで商品を探す

ヒメイワダレソウは植えてはいけないって本当?後悔しないためにその理由や解決方法を解説!

2024/4/10

ヒメイワダレソウは、4〜11月に小さな白い花を無数につけ、まるで緑と白いの美しいじゅうたんを敷き詰めたように見えることから、グランドカバーとして人気の高い植物です。しかし、そんなヒメイワダレソウは「植えてはいけない」と言われることがあります。

今回は、ヒメイワダレソウを植えてはいけないと言われる理由と、上手に育てるためのポイントを解説します。

ヒメイワダレソウを植えてはいけないといわれる理由は?

ヒメイワダレソウ

Photo by 涼さん@GreenSnap

繁殖力が強すぎる

ヒメイワダレソウは芝生の10倍といわれるほど繁殖力が非常に強く、こぼれ種や地下茎で次々と増えていきます

その繁殖力ゆえに、ほかの雑草が生えないというメリットはありますが、放っておくとあっという間に庭中に広がり、「望まない場所までヒメイワダレソウに覆われてしまった」ということにならないよう注意が必要です。

重点対策外来種のひとつ

環境省が指定する重点対策外来種のひとつに、ヒメイワダレソウが含まれています。海外では侵略的な植物として知られ、在来種の生育を脅かす存在となっています。

注意喚起のため、罰則などはありませんが、既存の生態系へ影響しないよう、植える場所は慎重に選びましょう。

冬には枯れてしまう

ヒメイワダレソウは冬になると地上部が枯れてしまい、見栄えが悪くなってしまいます。茶色く枯れた姿は景観を損ねるため、年間を通して美しい庭を維持したい場合には不向きな植物です。

ヒメイワダレソウの繁殖を抑えながら育てる方法

根止めをする

ヒメイワダレソウが思わぬところにまで広がらないように、植え付けの際にブロックやストッパーなどで根止めをしておきましょう。タイルの目地など土が少なくても増えていくので注意してください。

定期的に切り戻しをする

ヒメイワダレソウが広がり茂ってきたら、定期的に刈り込みましょう。とくに生育が旺盛な夏と、伸びっぱなしで枯れると見栄えが悪い冬前に切り戻しておきます。

狭いスペースに植えない

ヒメイワダレソウを適切に管理するためには、剪定が必要不可欠です。そのため、狭いスペースに地植えするとこまめな剪定が必要となり、手間が増えてしまいます。剪定の回数が多いと面倒になり、放置してしまって取り返しがつかないといったことにもなりかねません。

きちんとした管理ができるように、剪定がしやすく、ある程度広いスペースに植え付けるようにしましょう。

ヒメイワダレソウの性質を知って栽培を楽しもう!

ヒメイワダレソウは、無数の小さな白い花が美しいグランドカバーとなりますが、その強すぎる繁殖力には注意が必要です。広がりすぎないように根止めをして、定期的に剪定をすることで、美しいヒメイワダレソウの絨毯を維持できるでしょう。

今回紹介したポイントを抑えて、ヒメイワダレソウの魅力を楽しみましょう。