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レモンの木に虫がついている!なんの種類?虫除け方法は?栽培中にわく害虫一覧

2024/1/30

レモンの木を育てていると、緑色の虫や黒い虫などいろんな害虫がよく発生しますよね。

この記事ではレモンに発生した虫の見た目から何という害虫なのか、どういう対策をすればいいのかなど、詳しくご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

レモンの木に虫がついてる!こんなときどうすればいい?

レモン 害虫 虫食い

Photo by レモンtea*さん@GreenSnap

緑色の小さい虫がわいてる→アブラムシ

レモンに緑色の小さい虫がわいているときは、アブラムシの可能性が高いです。アブラムシは緑色で体長約1~2mm。4月~6月と9月~10月に発生しやすく、多湿や過密栽培が原因で発生しやすくなります。

アブラムシが発生すると、レモンの葉を巻くようになって成長を阻害したり、コブを作る被害をもたらします。対策としては、浸透移行性の殺虫剤が効果的ですが、繁殖力が強いため定期的な使用が必要です。

白い小さな虫が密集している→カイガラムシ

レモンに白い小さな虫が密集している場合、カイガラムシである可能性があります。カイガラムシはとくに春から秋にかけて活発になり、吸汁により樹勢の衰弱や枝枯れの原因となったり、すす病の原因にもなります。

対策としては成虫は歯ブラシでこすり落とし、幼虫にはダントツ水溶剤やアドマイヤー顆粒水和剤などを定期的に散布することが大切です。

黒い虫がついている→トビハムシ、カミキリムシ

黒い虫がレモンの木についている場合、トビハムシやカミキリムシの可能性があります。オガクズのような黒い糞があればカミキリムシの姿が見えずとも発生している可能性が高いでしょう。

どちらの害虫も枝や幹や葉を食害し、樹勢の衰弱や枝折れの原因になることがあります。対策としては、枯れ枝の除去や食害された部分の処理が重要です。また、正しい剪定をして樹勢を強く保つことで予防に繋がります。

黒い芋虫がついている→アゲハ蝶の幼虫

レモンに黒い芋虫がついている場合、アゲハ蝶の幼虫の可能性が高いです。姿が見えなくても葉が虫食いのように欠けていれば発生している可能性が高いです。

アゲハ蝶の幼虫は新芽や若い葉を好み、食害により植物の成長が妨げられることがあります。対策としては、幼虫を手で取り除くのが一番効果的なので、日々観察に努めましょう。アゲハ蝶は黄色い卵を葉の裏表あちこちに産みつけるので、よく株全体をチェックしてください。

レモンに発生しやすい害虫一覧

以下はレモンに発生しやすい害虫を一覧でまとめたものです。見た目からなんの害虫なのかをはっきりさせ、その害虫に効果的な薬剤をつかうのがおすすめです。

虫の見た目

害虫の種類

緑色の虫

アブラムシ、アザミウマ、アオバハゴロモ、カメムシ、コガネムシ、バッタ

黒い虫

カミキリムシ成虫

白い虫

カイガラムシ、コナジラミ

黒い芋虫

アゲハチョウの幼虫

粒の様に小さい虫

サビダニ、ハダニ、ホコリダニ

黄褐色の虫

エカキムシ

緑色の芋虫

ハマキムシ

土中の芋虫

コガネムシ幼虫

虫がわく前にしたいレモンの害虫予防

レモンはやはり口にするものなので、できるだけ有機栽培などの無農薬で育てたいという方も多いかと思います。できるだけ農薬を使わないためにも、以下の基本的な予防対策をしておきましょう。

  • 日頃から葉や枝の状態をよく観察する
  • 風通しと日当たりをよくする
  • できるだけ長雨にあてない
  • 落葉や雑草の処理、枯れ枝の剪定をする

レモンの害虫対策・予防はしっかりと!

レモンに限らず、果樹には害虫がつきものです。できるだけ害虫を発生させない予防はしつつも、し発生したとしても諦めずに早めの対策をして、美味しいレモンの収穫を目指してみてくださいね。