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ラベンダーが枯れる原因と復活方法!葉がパリパリ、ぐったりするのはなぜ?

2024/2/22

ラベンダーは生命力の強いハーブですが、日本のような高温多湿のような環境では、正しい手入れをしないと枯れることもあります。

この記事ではラベンダーが枯れる原因や復活方法について詳しくご紹介します。

ラベンダーが枯れる原因は?症状別でご紹介

ラベンダー 枯れる

Photo by どくぴんさん@GreenSnap

葉がパリパリに枯れる→水切れ

ラベンダーの葉がパリパリに枯れてしまう主な原因は、水切れです。とくに夏場の高温期に水やりが不足すると、葉の水分が蒸発し、細胞が損傷を受けてしまいます。

この状態が長く続くと葉は乾燥してパリパリになり、最終的には植物全体が枯れてしまう可能性があります。ラベンダーは乾燥に強い植物ではありますが、適度な水分は必要不可欠です。

株全体がぐったりしおれるとき→水不足、日照不足、根腐れ

ラベンダーの株全体がぐったりとしおれる主な原因には、水不足、日照不足、または根腐れが考えられます。水不足は葉のしおれを引き起こし、日照不足はラベンダーが必要とする光合成を十分に行えなくなるため、植物全体が弱ってしまいます。

さらに、とくに梅雨時期の過湿によって根腐れし、根の機能が低下して水分や栄養の吸収ができずにしおれることもあります。

白っぽく褪色して枯れる→寒さが原因

ラベンダーの葉が白っぽく褪色して枯れる現象は、寒さが原因であることが多いです。ラベンダーは比較的寒さに強い植物ですが、急激な温度低下や霜によって、葉がダメージを受けることがあります。とくに冬場の寒波が襲来した際には、葉が白っぽく褪色し、その後冬越しできずに枯れてしまうことがあります。

ラベンダーが枯れる前にやるべき復活方法

正しい水やりに見直す

ラベンダーの復活には、まず水やりの方法を見直すことが重要です。基本的に、鉢植えで育てる場合は、春から秋の間は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるようにしましょう。このとき大切なのは、鉢底から流れ出るまで水を与えることです。また暑い時期はできるだけ朝の涼しい時間帯に水やりをしましょう。

地植えでラベンダーを育てている場合、基本的に根付いたあとは水やりする必要はありません。ラベンダーは乾燥を好む植物なので、地中がためた雨水の水分だけでも生きていけます。

新しい土に植え替える

ラベンダーが根腐れを起こしている場合や、土壌の水はけ具合が悪いと感じたら、新しい土に植え替えることをおすすめします。植え替える際には、できるだけ白っぽい根は傷つけないように注意しつつ、手で引っ張って簡単に抜けるような茶色い根は取り除いてから植えましょう。

ラベンダーの土には、市販のハーブ用培養土がおすすめです。できるだけ排水性の良いタイプを選ぶか、1割ほどパーライトを混ぜるなどの工夫をしてあげるとなおいいでしょう。

切り戻しをする

ラベンダーは基本的に5〜7月に剪定をしますが、ラベンダーが枯れかけている場合は、この時期以外にも思い切って剪定するのも一つの手です。とくにパリパリに枯れてしまった場合は復活しないので、枯れた部分をカットすることで新しい芽の成長を促し、植物全体の活力を回復させることができます。

冬越し対策をする

寒さによるダメージを防ぐために、冬越し対策をしっかりと行いましょう。鉢植えの場合は、室内に取り込むかマルチング材を使って根元を保護します。地植えの場合は、株周りに落ち葉や藁を敷き詰めることで、根元の温度を保つようにして、冬越しできるようにしましょう。多少白っぽくなるのは植物の新陳代謝としてはしょうがない部分もあります。諦めずに春を待ってみましょう。

ラベンダーは完全に枯れるまで諦めないで!

ラベンダーはかなり生命力の高いハーブなので、枯れかけていても適切なケアを行えば復活する可能性が高いです。すぐには諦めず栽培環境の改善や適切なケアを心がけましょう。