ラベンダーを種まきから育ててみよう!時期や発芽率をあげるコツとは?
2024/3/12
ラベンダーといえば初夏の庭を爽やかに彩ってくれるハーブの一つですね。たくさん咲かせてたくさん収穫を目指したいですが、それなら種まきから育てて苗をいくつも植えるのがおすすめです。
この記事では、ラベンダーの種まきの方法や、発芽率をあげるコツなどについてご紹介します。
ラベンダーは種まきからでも育てられる!
Photo by Takesさん@GreenSnap
初夏に紫の花を咲かせるラベンダーですが、じつは種からでも育てることができます。種から育てる難易度は一般的な草花と比べると少し難しいですが、コツを踏まえて時間をかながら育てれば初心者でも大丈夫です。
いくつも苗を買うと少々値が張るラベンダーですが、種まきから育てれば安価にたくさんのラベンダーを咲かせられるので、挑戦してみましょう!
ラベンダーの種まき時期はいつ?
ラベンダーの種まき時期は、春(3月中旬から4月上旬)、もしくは秋(10月頃)です。春に種まきをすると、同年の夏に花を楽しむことができるので、まずは春に種まきしてみるのがおすすめです。
ラベンダーの種まきをする前に知っておきたいこと
ラベンダーの発芽率は低い
ラベンダーの種は発芽率が低く、さらに種まきから発芽まで2週間以上かかることもあります。そのため、ラベンダーの種まきはいくつも用意しておくのがおすすめです。
ラベンダーの発芽率をあげるコツ!
ラベンダーを種まきから育てるときは、種をまく2週間前から「冷却処理」をしておくと発芽率がぐんと上がります。というのも、ラベンダーは一定の寒さに当たらないと発芽する準備が整わないのです。
冷却処理することで発芽率が上がるだけでなく、発芽するタイミングも揃うようになるので、後々の管理も楽になりますよ。冷却処理のやり方は種まきのやり方の項目で詳しくご紹介します。
ラベンダーの種まきに必要なもの
ラベンダーの種まきをするときは、以下のものを用意しましょう。 ラベンダーの種 市販の種まき用の土 セルトレイ(たまごパックなどでも代用可) フルイ(なくても可) 霧吹き 発根促進剤
ラベンダーの種まきのやり方
- ラベンダーの種を2週間冷蔵庫に入れておく。
- 水に発根促進剤を適量混ぜ、その中に種を浸して3日間冷蔵庫にいれる。
- セルトレイなどに種まき用の土をすりきりいっぱいいれる。
- あらかじめ水やりして土を湿らせておく。
- セルトレイの一部屋ずつにラベンダーの種を一粒ずつまく。
- フルイなどを使ってごく薄く土を種に被せる。
- 霧吹きで優しくたっぷり水やりする。
ラベンダーを種まきした後の管理
ラベンダーの種が発芽するまでは明るい日陰において、土が乾燥しないようにこまめに霧吹きをして管理しましょう。2〜3週間もすると発芽するので、より明るい場所へ段階を踏みながら移動させ、直射日光を避けた明るい場所で育ててください。水やりは表土が乾き始めたら与えるように少し頻度を落とします。
本葉が4枚程度になったら、3号ポリポットなどに植え替えてさらに苗を大きくしていきましょう。草丈が5cm以上にそろってきたら、プランターや庭などに植え付けしてください。
ラベンダーを種まきから育てて、たくさん咲かせよう!
ラベンダーを種から育てることは、根気が必要ですが、その努力が報われる瞬間は格別です。美しいラベンダーの花をたくさん咲かせるために、今から種まきに挑戦してみましょう。