ラベンダーとの寄せ植えに相性のいいハーブ＆草花8選！センスよくつくるコツは？

2024/2/27

ラベンダーといえば豊かな香りで人気のハーブですよね。初夏には紫の涼しげな花を咲かせることでも知られるラベンダーですが、ガーデニングでは寄せ植えとしても人気です。

この記事ではラベンダーとの寄せ植えで相性のいい植物や、センスのいい寄せ植えをつくるコツをご紹介します。

ラベンダーの寄せ植えで初夏のガーデニングを彩ろう

ラベンダー寄せ植え

Photo by mamisazさん@GreenSnap

ラベンダーは春〜初夏に紫の花を咲かせるハーブの一つです。香りも豊かでハーブの中でもかなり馴染み深い植物になっていますね。

ポプリなどの香り雑貨として使われることも多いですが、可愛らしい花はもちろんガーデニングにもぴったりです。他の花と寄せ植えも楽しめるので、春や初夏に楽しんでみましょう。

寄せ植え向きのラベンダーの種類

イングリッシュラベンダー

寒さに強く、コンパクトに育つため寄せ植えにも使いやすい品種です。草丈は40-60cm程度で、6月から7月にかけて細かい花穂が咲き、強い香りも楽しめます。

フレンチラベンダー

ウサギの耳のような花穂が特徴で、暖かい地域向け。草丈は30-60cmで、春から夏にかけて開花します。花期が長く、香りも穏やかなので観賞用としてはぴったりです。

ラバンディン

大きな花穂と強い香りが魅力の交配種。草丈は60-90cmになり、7月から8月にかけて開花します。背が高くなるため、寄せ植えの背景として使うのもおすすめです。

ダッチラベンダー

耐暑性と耐寒性に優れ、コンパクトに育つため寄せ植えにぴったり。草丈は40-60cmで、夏にかけて美しい花を咲かせ、香りは穏やかです。

ラベンダーの寄せ植えをセンスよくつくるコツ！

ビビッドなカラーは避けるべし！

ラベンダーの優雅で落ち着いた紫の色合いは、ビビッドなカラーと組み合わせると魅力が半減してしまうことがあります。そのため、ラベンダーの寄せ植えには、ラベンダーカラーを引き立てる淡い白みがかった色合いや、同系色の花を選ぶことが大切です。

たとえば優しいピンクや白、淡い黄色など、ラベンダーと調和する色を選ぶことで、全体のバランスが美しくまとまりますよ。

シルバーリーフを活用しよう！

ラベンダーの寄せ植えにシルバーリーフの植物を加えると、一層洗練された雰囲気を演出することができます。シルバーリーフとは、葉が白みがかったシルバーカラーになった植物のことで、葉の美しさが鑑賞ポイントの植物です。シルバーリーフはラベンダーカラーととても相性が良く、寄せ植え全体に奥行きと豊かな表情を生み出してくれますよ。

ラベンダーの寄せ植えで相性のいい草花

オステオスペルマム

オステオスペルマムは日当たりを好む多年草で、春から初夏にかけてカラフルな花を咲かせます。色のバリエーションが豊かなので、ラベンダーとの寄せ植えではいいアクセントになるでしょう。草丈は20cmほどとコンパクトなので、寄せ植えの前面に配置するのがおすすめです。

フランネルフラワー

フランネルフラワーはその名の通りフランネルのような柔らかな触感の花を持つ植物です。マットな白い花がラベンダーの紫と組み合わされることで、柔らかく優雅な雰囲気の寄せ植えに仕上がりますよ。背丈が低いため、前面に配置してラベンダーの美しさを引き立てましょう。

スイートアリッサム

スイートアリッサムは小さな白い花を密集して咲かせる低木で、春から秋にかけて長い期間花を楽しめます。ラベンダーとの寄せ植えでは、地面を覆うように広がり、寄せ植え全体にナチュラルな雰囲気をもたらします。前景に植えると、ラベンダーの足元を美しく飾ってくれます。

ローズマリー

ローズマリーは強い香りのあるハーブで、ラベンダーと同じく日当たりと排水の良い場所を好みます。寄せ植えで一緒に植えると、両者の香りが相まって心地よい空間を作り出します。植える品種や量にもよりますが、背が高くなるため、ラベンダーの背後に配置すると寄せ植えのバランスが取りやすいです。

セージ

セージは鮮やかな青や紫の花を咲かせるハーブで、ラベンダーと同じく乾燥を好むため、一緒に植えると管理がしやすくなります。ラベンダーのカラーとトーンが合うため、寄せ植えでは統一感のある美しさを演出します。中景に配置して、色の深みを加えましょう。

サフィニア

サフィニアは鮮やかな色彩と豊富な花量で知られるペチュニアの一種です。ペチュニアよりも丈夫でラベンダーと一緒にしても育てやすいのもおすすめポイント。ややラッパ型で大きめの花はラベンダーとシルエット被りしないので、表情豊かな寄せ植えにしてくれますよ。背丈が低めなので、ラベンダーの前に植えるのがおすすめ。