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月桂樹の剪定時期はいつ?スタンダード仕立てにする方法は?

2023/6/15

インテリアグリーンとしても人気の高い月桂樹は、成長が早いことから、室内タイプでも年に1~2回の剪定が必要不可欠です。樹形を整えたり、不要な葉を取り除いたりすることで、見栄えがよく、またすこやかに育てられます。

今回は月桂樹の剪定方法をご紹介します。いつまでも緑豊かな月桂樹を保つためにも剪定しましょう。

月桂樹の剪定時期

月桂樹Photo by minaさん@GreenSnap

月桂樹の剪定に適した時期は、若い月桂樹だと6月中旬~7月下旬頃葉が茂りすぎた月桂樹は9月頃です。若い月桂樹の場合は新芽を取るだけの簡単な作業で問題ありません。

葉が茂りすぎたものは、成長が落ち着いた9月頃に葉や枝を剪定すると、来春まできれいな樹形を保てます。

月桂樹の剪定の仕方

月桂樹の剪定の仕方は以下のとおりです。茂りすぎた月桂樹や、どこかバランスが悪く見える月桂樹は、以下の剪定方法にそって剪定しましょう。

1.理想的な高さで幹を切り落とす

2.密集した枝を風通しや見栄えのよい数に整える

3.新芽が出た後、さらに新芽が出たときは取り除く

成長しすぎてしまった月桂樹に関しては、樹木の幹を切り落とせば成長を止められます。伸びすぎてしまいうっとうしく感じたときは、樹形を保つために高さ調節を実施しましょう。なお、方法としては分かれた枝の付け根部分を切ってください。

鉢植えの剪定方法

鉢植えタイプの月桂樹の場合は、ナチュラルな樹形以外にも「スタンダード仕立て」といった仕立て方も検討しましょう。スタンダード仕立ては、樹形を丸く刈り込み、下の枝をすべて剪定する方法です。スタンダード仕立てを取り入れることでよりおしゃれに見え、インテリアグリーンとしてさらに楽しみやすくなります。

生垣や地植えの剪定方法

生垣の場合は見た目を重視して「刈り込み」を実施しましょう。刈り込みとは伸びた枝や葉をバッサリ切り落とすことです。月桂樹は成長速度が速いので、年に1~2回行うことをおすすめします。 地植えの場合は、放置でも問題ありません。樹形が気になるようなら、刈り込みを取り入れて違った形にしてもよいでしょう。

鉢植え月桂樹をスタンダード仕立てにする方法

月桂樹Photo by Chloéさん@GreenSnap

鉢植え月桂樹をスタンダード仕立てにする場合は以下の方法で試してみましょう。

1.鉢植えタイプの月桂樹を用意する

2.全体的なバランスをチェックする

3.全体的に丸く刈り込む

4.下側の枝はすべて剪定する

月桂樹は刈り込みに耐えられる性質を持っています。そのため、「下側の枝を全部切るのは傷ましい」と考える方もいますが問題はありません。

月桂樹はもともと高木の植物に分類されますが、鉢植えでも地植えでも育てやすいといった特徴もあります。そういった意味でも、深く気にせず定期的に剪定し、育てる場所にあわせたサイズにしましょう。

月桂樹の剪定で失敗しないコツは「風通しを意識すること」

月桂樹の剪定で失敗しないコツは、風通しを意識することです。風通しがよくなれば見栄えもよくなるほか、病害虫の予防にも有効です。

月桂樹の樹形を細かくチェックし、息苦しさや光合成のしにくさを感じるような場所があれば、刈り込みやスタンダード仕立てなどを検討しながら理想的な樹形に保ちましょう。

月桂樹の剪定方法についてよくある質問

ここでは本記事の振り返りもかねて、月桂樹の剪定方法についてよくある質問をご紹介します。「月桂樹を育てているものの、剪定についてよく知らない」といった方はぜひ参考にしてください。

月桂樹のすかし剪定と刈り込み剪定って?

月桂樹にはスタンダード仕立てのほかにも"すかし剪定"や"刈り込み剪定"と呼ばれる剪定方法があります。

すかし剪定とは、植物の風通しをよくするための剪定のことで、成長期に混み合った枝や枯れた枝、元気のない枝を根元から切り落として内部をすっきりさせる方法です。風通しをよくすると光合成もしやすく、病害虫の予防にも効果的です。

一方、刈り込み剪定は樹形を保つために行う剪定方法です。月桂樹はもともと樹高のある植物なので、放置するとどんどん大きく育ちます。見た目が悪くなるだけでなく、手入れが行き届かなくなる可能性もあることから、年に1~2回は刈り込み剪定を取り入れるのが望ましいとされています。

月桂樹の剪定、理想的な高さは?

月桂樹の剪定において、理想的な高さはとくに決まっていません。インテリアグリーンとして室内で楽しむ観葉植物タイプであれば、置き場所に応じたサイズに剪定しましょう。

シンボルツリーとして屋外で育てる場合は、脚立などで管理しやすいよう2mほどまでの高さに調節しながら剪定しましょう。いずれにしても、月桂樹は成長速度が速く、放置すると10m以上にも大きく育ってしまいます。手軽に管理できるサイズに剪定するのがおすすめです。

月桂樹の剪定時、葉は収穫してもいい?

月桂樹は常緑樹に分類されるため、いつ収穫しても問題ありません。ただし、4~5月にかけては新芽が出る季節です。新芽は葉が柔らかく水落ちしやすいので、収穫時は厚みのある葉を選びましょう。

鉢植え月桂樹の剪定方法は?

鉢植え月桂樹の剪定方法は以下のとおりです。

1.鉢植えタイプの月桂樹を用意する

2.全体的なバランスをチェックする

3.理想的な高さで幹を切り落とす

4.密集した枝を風通しや見栄えの良い数に整える

5.新芽が出た後、さらに新芽が出たときは取り除く

インテリアグリーンとして月桂樹を育てるときは、飾る場所に応じたサイズに剪定することが大切です。まずはどのくらいのサイズだと邪魔にならないかをイメージし、理想的な高さに幹を切り落としながら枝数を調節しましょう。

月桂樹を剪定して樹形を整えよう!

今回は月桂樹の剪定についてご紹介しました。調理時でも使える月桂樹は、今ではインテリアグリーンとしての人気も高く、さまざまな人に親しまれる植物です。手頃に手に入るようになった一方、剪定方法について知らなければ、病害虫を招く可能性があります。

いつまでも美しい月桂樹を楽しみたい方は、本記事で紹介した方法で剪定してみましょう。

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