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ランタナを植えてはいけないって本当?理由や解決方法を解説!

2024/6/18

ランタナは鮮やかな花色と長い開花期間で人気の園芸植物ですが、「植えてはいけない植物」とも言われています。その理由は何でしょうか。この記事では、ランタナの魅力と一緒に栽培時の注意点を解説します。

ランタナを植えてはいけないと言われる理由は?

ランタナ

Photo by つくるんさん@GreenSnap

ランタナは熱帯アメリカ原産の植物で、日本でも園芸種として広く親しまれています。しかし、その旺盛な繁殖力や有毒性から、「植えてはいけない植物」と指摘される場合があります。主な理由は以下の4点です。

繁殖力が強すぎるから

ランタナは繁殖力が非常に旺盛で、一度植えると制御が難しくなります。種子から新しい株が次々と生え、短期間で庭を覆い尽くしてしまう可能性があります。根も太く深く張るため、取り除こうとしても完全に除去するのが大変です。

このことから、世界の戦略的外来種ワースト100に指定され、日本でも環境省の生態系被害防止外来種リストに含まれています。

種に毒があるから

ランタナの実や種子には「ランタニン」という有毒成分が含まれています。子供やペットが誤って食べてしまうと中毒症状を引き起こす危険があり、注意が必要です。また、アレルギー反応を起こす可能性もあります。

トゲがあるから

ランタナは茎葉には細かいトゲがあるため、素手で触るとチクチクします。お手入れの際には必ずガーデニング用の手袋などをしましょう。

環境が合うと低木になってしまうから

ランタナは熱帯植物なので、日本の寒冷地では冬を越せず枯れてしまいます。しかし、温暖な地域では多年草として生育を続け、次第に低木のように大きくなっていきます。管理が難しくなる上、大きくなりすぎると他の植物に入る日光をさえぎってしまう恐れがあります。

ランタナの生育を抑えて楽しもう!

小さな小花を集めてカラフルな花を咲かせるランタナは魅力的な花ですが、植えるときは地植えにせず、鉢植えにするなどして生育を抑える対策が必要です。また、種子ができないコンパクトな品種を選ぶのもひとつの方法でしょう。適切な管理さえすれば、ランタナの美しい花を安心して楽しめます。植えてはいけないと言われる理由を知って、適切な方法で育てましょう。