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金柑の剪定時期はいつ?ほうき仕立てにする方法とは?

2024/6/13

金柑は、皮ごと食べられる小さな果実と、初夏に咲く白い花で庭を彩る人気の柑橘類です。庭木としても人気の金柑ですが、放っておくと大きく育ちすぎることもあるため、定期的な剪定が必要です。

今回は、金柑の剪定方法と、剪定後のお手入れについて詳しくご紹介します。

金柑は剪定しないとどうなる?

金柑

Photo by 琴珠(kotomi)ᕷ°さん@GreenSnap

金柑は丈夫で生育旺盛な植物のため、剪定などの手入れをせずに放っておくと、大きく育ちすぎることがあります。

樹形を保ち、病気や害虫の被害を防いで実つきと花つきの良い株にするためには、定期的な剪定作業が欠かせません。

金柑の剪定時期

金柑の剪定時期は、主に春(3月〜5月)です。春の剪定では、冬についた花芽を損なわないよう注意しながら行います。

金柑の生長時期は夏です。本格的な生長期に入る前の春に剪定を行うことで、その年の花実をより充実させることができます。

金柑の剪定の仕方

金柑の剪定は樹齢によって異なります。植え付けから3年目までと4年目以降では剪定方法が違うので、樹齢によって分けてくださいね。

植えて1年目の金柑の剪定

植え付けたばかりの金柑は、地面から40〜50の高さで剪定します。地面から幹が1本立っている状態にしましょう。そうすることで、株全体が生長しやすくなります。

植えて2年目の金柑の剪定

2年目の金柑の木の剪定は、幹から伸びた枝の中から、丈夫で健康なものを残して他の枝は全て剪定しましょう。

さらに、残した枝から分岐した枝も3本程度残して全て剪定します。

植えて3年目の金柑の剪定

3年目の金柑の木の剪定は、木の全体的なバランスを整えるために剪定します。枝の配置に注意しながら、不要な枝や交差する枝、内側に伸びる枝を根本から剪定しましょう。

金柑の剪定は「ほうき仕立て」も人気

金柑の剪定方法として人気なのが「ほうき仕立て」です。これは、中心から放射状に枝を広げることで、樹木が均等に日光を受けられるようにする方法です。ほうき仕立てにすることで、金柑の木が健康に成長し、美しい樹形を維持することができます。

幹から生える主枝のバランスを見て、太い枝が伸びすぎている場合は2/3程度まで剪定します。細い枝や枯れた枝などを間引いて、自然な樹形に整えていきましょう。

金柑の剪定後のお手入れ

金柑の剪定後は、枝の切り口に殺菌剤や癒合剤を塗布することが大切です。また、剪定によって木がストレスを受けるため、適切な水やりと肥料を与えて、木の回復を助けましょう。

金柑の剪定時期と年数に注意しよう!

金柑の剪定は、株の健康を保ちたくさんの花と果実を楽しむために大切な作業です。紹介した手順に従って、金柑の剪定をマスターしてくださいね。