コキアは植えてはいけないって本当?理由や解決方法を解説!
2024/5/7
コキアは、ふわふわとした丸い形がかわいい一年草で、秋になると美しい紅葉も楽しめ人気があります。そんなコキアですが「植えてはいけない」と言われることがあります。
今回は、コキアを植えてはいけないと言われる理由と、上手に育てるためのポイントを解説します。
コキアを植えてはいけないといわれる理由は?

Photo by あいあいさん@GreenSnap
こぼれ種で増えやすい
コキアは、夏に小さな花を咲かせ、秋になると種をつけます。コキアの種は発芽率が高く、落ちた種が翌年発芽し、放っておくと周囲に広がってしまいます。コキア以外の植物を育てていると、邪魔な存在になってしまったり、出てきた芽を摘み取る手間が増えてしまいます。
大きくなりすぎる
コキアは生育旺盛で、適した環境では1m以上の大きさになります。横にも広がるためスペースをとるほか、ほかの草花がコキアの陰に隠れてしまったり、サイズ感の違いからお庭の景観を壊してしまうことがあります。
強風で倒れやすい
丸くてふわふわしたフォルムのコキアは、面積が広いため強風を受けて倒れやすいです。とくに台風シーズンには注意が必要で、コキアが倒れて折れてしまっては、せっかくの紅葉を楽しめないということになってしまうかもしれません。
アブラムシがつきやすい
コキアの密集した枝葉の間は風通しが悪く、アブラムシが大量発生することがあります。放っておくと周囲の植物にも被害が広がるので厄介です。
こまめに観察して、見つけ次第すぐに駆除することが大切です。また、忌避スプレーなどで予防すると効果的です。
コキアを上手に育てる方法
鉢植えにする
コキアの「増えすぎ」や「大きくなりすぎる」などの問題を解決するために、鉢植えで育てるのがおすすめです。鉢植えで育てることで、こぼれ種の発芽を防げるほか、鉢のサイズで大きさをコントロールして、コンパクトに育てることができるでしょう。また、倒伏の心配があるときは鉢ごと移動させられます。