こぶしの花とモクレンの花の違いを解説!すぐに分かる見分け方
2024/7/22
春の訪れとともに咲くこぶしの花とモクレンの花ですが、ふたつの花は見た目がとても似ているため、区別が難しいことがあります。この記事では、こぶしの花とモクレンの花の違いをわかりやすく解説し、見分け方をご紹介します。
すぐ分かる!こぶしの花とモクレンの花の違い
こぶしとモクレンは、どちらも春に美しい花を咲かせる植物です。しかし、花の形状や葉、開花時期にはいくつかの違いがあります。特徴を知ることでふたつの花を簡単に見分けることができますよ。
※コブシの花色は白のみであるのに対して、モクレンの花は白以外に赤紫色をしていることがあります。そのため、ここでいう比較対象の両者は、正確にはコブシと白モクレンでしょう。
Photo by momonokoさん&花土葉さん@GreenSnap
モクレン | コブシ | |
花の形状 | 花びらが完全に開かない、上向きに咲く、花が大ぶり | 花びらが横に広がる、花が小ぶり |
葉の生える時期 | 花が終わったあとに葉がつく | 花と同時(付け根に葉が1枚つく) |
花の色 | 白、赤紫 | 白 |
開花時期 | 短い(開花時期3〜4月) | 長い(開花時期3〜5月) |
樹高 | 低い(樹高3〜5m) | 高い(樹高5〜20m) |
こぶしとモクレンの違いは葉がわかりやすい!
こぶしとモクレンの違いで、最もわかりやすいのは「葉がついているか」だと思います。花びらの形もわかりやすいですが、写真で見比べるのとどちらかだけを道で見つけて判断するのでは、区別のつきやすさも異なるでしょう。
そのため、「花のつけ根に葉がついていればモクレン、ついていなければコブシ」と覚えておくといいでしょう。
こぶしの花とモクレンの花の違いまとめ
こぶしとモクレンの見分け方を知ることで、それぞれの特徴を楽しむことができます。花の形状や葉、色、樹高、開花時期などの違いを覚えて、春のお散歩をさらに楽しみましょう。