カポック(シェフレラ)の剪定方法!適した時期、切る位置などを解説
2023/7/30
カポック(シェフレラ)は丈夫で、初心者でも育てやすい植物です。しかし、中にはカポックの剪定をしないとどうなるのか知らない方も多いのではないでしょうか。
カポックに限らず、植物は剪定せずにいると風通しが悪くなり、病害虫が発生して枯れる恐れがあります。いつまでも元気なカポックを維持するためにも、この記事を参考にしながら剪定しましょう。
カポック(シェフレラ)の剪定時期
Photo by ひつじさん@GreenSnap
カポック(シェフレラ)の剪定に適した時期は5~7月です。この時期はカポックにとって成長期であるため、剪定での負担を最小限に留めながら、早い回復を促すことができます。とはいえ、カポックはとても丈夫な性質なので、いつ剪定しても問題ないといわれています。もし成長期以外でカポックの枝葉が気になるようであれば、その都度剪定するとよいでしょう。
カポック(シェフレラ)の剪定方法
カポック(シェフレラ)の剪定では、切る位置を意識することが大切です。枝の根元から10~15cmほど離れた部分で切ると、新芽がつきやすくなります。詳しい剪定方法は以下のとおりです。
1. 最終的な樹形をイメージする
2. 成長に不要な枝葉をイメージした樹形にあわせて切り落とす
3. 密集した枝葉もあれば切り落とす
4. イメージした樹形になるよう整える
樹形から飛び出した枝もあれば、コンパクトに整えましょう。根元から10~15cmほど離れた位置で切り落とすと、新芽がついて元気に成長するでしょう。
カポック(シェフレラ)の剪定で失敗しないコツは?
カポック(シェフレラ)の剪定で失敗しないコツは、切る位置を確認しながら進めることです。古い枝葉や成長の妨げになる枝、混み合った枝葉などがあれば剪定してください。ただし、根元から切り落としてしまうと新芽がつかず、枯れる恐れがあります。剪定するときは必ず枝の根元から10~15cm離れた位置で切るよう心がけましょう。
なお、成長期に剪定したカポックの枝は、水挿しで簡単に育てることができます。不要なペットボトルや空きビンなどに水を入れ、切り口をななめにした枝を浸けましょう。
成長期であれば2~3週間ほどで発根が確認でき、そのまま水耕栽培として育てられます。お気に入りのカポックを増やして、インテリアグリーンを楽しみたい方は、ぜひ試してみてください。
カポック(シェフレラ)の剪定は切る位置を意識しよう!
カポック(シェフレラ)の剪定では、切る位置に気を配ることが大切です。不要な枝だからといって根元から切り落としてしまうと、新芽がつかずボリュームの少ない樹形に仕上がってしまいます。
カポックを剪定するときは、不要な枝であっても必ず根元から10~15cm離して切り、新芽が育つ環境を保つことが大切です。
なお、GreenSnapでは、オフィシャルアンバサダーの三上真史さんと共同開発した剪定バサミ「ガーデンジャー」を販売しています。軽い切れ味ときれいな切り口が一番の特徴ですが、ハサミ自体もとても軽量でサビに強いという利点も◎。約直径8mmまで使用できるので、カポックの小枝なら問題なく切り落とすことができます。ぜひこの機会にご検討ください!