【カルミアの花言葉】由来や特徴は?怖い意味はある?
2023/6/9
ちいさな花が集まって咲くカルミアには、花の大きさやかわいらしい特徴にちなんだ花言葉がたくさんついています。
今回はカルミアの花言葉についてご紹介します。記事の後半では、開花時期やカルミアの特徴、プレゼントにおすすめのお祝いシーンも解説しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
カルミアの花言葉
Photo by そうへいさん@GreenSnap
カルミアの花言葉は「大きな希望」「優美な女性」「にぎやかな家庭」「さわやかな笑顔」です。
「大きな希望」は、花の大きさはちいさいものの、まるで手のひらを大きく広げたように咲く姿にちなんでいます。「優美な女性」は、日傘を連想させる花の姿に、「にぎやかな家庭」「さわやかな笑顔」は、寄り添って咲くちいさな花の姿が由来です。
カルミアに怖い花言葉はある?
カルミアにはポジティブな花言葉がある一方で、「裏切り」や「野心」といった怖い花言葉もついています。
これらは、カルミアのもつ毒成分「グラヤノトキシンⅠ」と「アルブミン」にちなんでつけられたと考えられています。 かわいらしい花をつける一方で、毒をもつことから「裏切り」と、毒によってほかの花と優劣をつけるような特徴から「野心」とついたのかもしれませんね。
プレゼントにカルミアを選ぶなら、おめでとうの気持ちや毒成分に注意することなどを書いたメッセージカードを添えると安心です。
カルミアとはどんな花?
Photo by ささやんさん@GreenSnap
カルミアはツツジ科カルミア属に属する常緑広葉樹の植物です。樹高は0.8~2.0mにまで成長し、低木にあたります。シャクナゲにも似た特徴から、別名を「アメリカシャクナゲ」と呼ぶほか、花が傘に見えることから「ハナガサシャクナゲ」とも呼ばれています。
開花時期は5~6月ととても短く、見頃を迎えると五角形のお皿を模した花をつけます。梅雨を迎える頃には散らずに茶色く変色して残ります。周囲を花びらで汚さないことから気軽に育てやすく、庭先に地植えする人も多い植物です。
カルミアはお祝いシーンのプレゼントにもおすすめ
かわいらしい花をいくつもつけるカルミアは、お祝いシーンのプレゼントにもおすすめです。ここでは特におすすめのシーンを3つご紹介します。
母の日
カルミアには「優美な女性」「にぎやかな家庭」「さわやかな笑顔」といった花言葉があるので、母の日のプレゼントにおすすめです。切り花としても人気のあるカルミアですが、母の日には鉢花タイプやプリザーブドフラワーなど、長く楽しめるものも視野に入れるとよいでしょう。
大きく育っても庭がなく地植えできないといった場合は、ブーケやドライフラワーなどでも長く楽しめるのでおすすめです。
出産祝い
出産祝いのプレゼントにもカルミアはおすすめです。「大きな希望」といった花言葉をもつので、新しい命の誕生にはぴったりのプレゼントです。
ただし、カルミアには有毒成分が含まれているほか、アレルギーなども懸念されます。出産祝いにカルミアを選ぶなら、ガラス容器にプリザーブドフラワーを閉じ込めたアレンジメントがおすすめです。毒の心配やアレルギーへの懸念がないので、贈り主の気遣いによってより喜ばれるギフトになるでしょう。
開店・開業祝い
開店・開業祝いのプレゼントにも、「大きな希望」という花言葉をもつカルミアはおすすめです。鉢花や切り花、さまざまなアレンジメントとも相性がよいので、お相手に合わせて選べますよ。
ただし、開店・開業祝いに植物を贈るときは、価格に注意しましょう。あまりに低価格な植物を贈るとかえって失礼にあたることがあります。開店・開業祝いに植物を贈るときは10,000~20,000円の価格帯の中から、お店やオフィスの雰囲気に合わせたものを選びましょう。
カルミアの花言葉を贈ろう♪
今回はカルミアの花言葉についてご紹介しました。ポジティブな意味をもつ花言葉が多く、母の日や出産祝いのプレゼントにおすすめです。
しかし、ネガティブな花言葉もあるので、プレゼントに選ぶときは誤解を与えないようメッセージカードなどを添えて贈りましょう。