カランコエの挿し木のやり方を解説!時期は?水挿しもできる?
2024/4/16
カランコエは花姿のバリエーションが豊富で人気の多肉植物で、11〜5月にかけて美しい花をたくさん咲かせてくれます。この記事ではカランコエの挿し木での増やし方について、時期や失敗しないコツなど詳しくご紹介します。
カランコエの挿し木の時期

Photo by のうさぎさん@GreenSnap
カランコエの挿し木は、5〜6月、または9月頃が適期です。剪定・切り戻しをして仕立て直す適期と同じなので、剪定の際に切り落とした茎を使って挿し木をしてみましょう。
カランコエの挿し木方法
準備するもの
- 挿し木用の培養土、または赤玉土小粒
- 3号サイズの鉢
- 清潔なハサミ
- 水を張ったコップなどの容器
挿し木の方法
- カランコエの茎を先端から5〜10cmほどの長さで、切り口をななめにして切る。
- 上部の葉を3〜4枚残して、ほかは全て切り取る。
- 切り口を3〜4日ほど乾燥させる。
- 用意した鉢に挿し木用の培養土を入れる。
- 土に指や割り箸で穴をあけ、茎を挿したら、周りの土を軽く押さえて固定する。
- 土に挿して1週間ほど経ってからたっぷりと水やりする。
このほか、ルートン(発根促進剤)やメナデール(活力剤)を使うことで、挿し木が成功しやすくなります。
カランコエの挿し木をしたあとの管理方法
挿し木をしたあとは、土の乾燥に気をつけて、風通しのよい明るい日陰で管理します。新芽が出てきたら発根しているサインです。6ヶ月ほど経ったらしっかりと根付いているので、植え替えをして通常のカランコエと同じように管理しましょう。
カランコエの挿し木でよくある質問
水挿しはできる?
カランコエは水挿しでも増やすことができます。水挿しの方法は、はじめに挿し木と同じように挿し穂を用意します。水挿し用の容器に根腐れ防止剤を敷いて、発根促進剤を規定量混ぜた水を入れたら、挿し穂の切り口が5cmほど水に浸けます。
そのあとは、明るい日陰で管理して、毎日水を換えて発根を待ちます。発根後は、直射日光を避けたレースカーテン越しといった柔らかい光の当たる場所で育ててください。
カランコエの挿し木に挑戦しよう
カランコエの挿し木は、時期や手順を守れば、初心者でも簡単にできます。増やした苗をお友達にプレゼントしたり、アレンジメントにしてみたりガーデニングの楽しみが広がりますよ。ぜひカランコエの挿し木にチャレンジしてみてくださいね。