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ジューンベリーは植えてはいけないって本当?理由や解決方法を解説!

2024/4/9

ジューンベリーはバラ科の落葉低木で、春〜初夏に白い花を咲かせ、6月ごろには赤く色づく実をつけます。この果実は生食やジャムなどに利用できるほか、秋には紅葉して落葉するので四季を感じさせてくれる花木です。そんなジューンベリーですが、植えてはいけないと言われることもあります。

今回は、ジューンベリーを植えてはいけないと言われる理由と、上手に育てるためのポイントを解説します。

ジューンベリーを植えてはいけないといわれる理由は?

ジューンベリー

Photo by れいなさん@GreenSnap

鳥が集まってきて汚れる

ジューンベリーは6月頃に赤い果実をたくさんつけます。その果実を食べに鳥が寄ってきて、鳥のフンで周辺が汚れてしまうことがあります。乾燥した鳥の糞は掃除が難しくて、衛生的にもよくないです。また、安全だと思った鳥が居座るようになると、巣作りや騒音などの問題になるかもしれません。

鳥に困ったときは、防鳥テープといった光るものを設置したり、忌避剤を設置するとよいでしょう。

落ちた実で周辺の地面が汚れる

ジューンベリーの赤い実は、成熟すると地面に落下するため、潰れて果汁が飛び散ります。この果汁がコンクリートやタイル、屋根などに付着すると汚れて、見栄えを悪くします。実が落ちる時期には、こまめに清掃や実を摘み取る必要があるでしょう。

冬になると落葉する

ジューンベリーは落葉樹であるため、秋〜冬にかけて葉が落ちます。落葉の量は樹木の大きさに比例するため、大きなジューンベリーほど多くの落ち葉が発生します。落ち葉の掃除が必要になることを知っておくほか、隣家との境界付近に植えていると、隣地への落ち葉が入り問題になることもあるので、植え付ける場所には注意しましょう。

ジューンベリーの性質を知って栽培を楽しもう!

ジューンベリー

Photo by やすよちんさん@GreenSnap

ジューンベリーは四季折々の表情を楽しめる花木ですが、鳥のフンや落ち葉、果実の掃除の手間がかかることを覚えておきましょう。「株立ち」の樹形であれば高さ1.2〜2mほどに抑えることができ、手間を最小限にして楽しむことができますよ。今回紹介したポイントを抑えて、ジューンベリーの魅力を存分に楽しんでくださいね。