ススキの種類図鑑|それぞれの特徴や見分け方とは?
2023/7/18
ススキは秋の風物詩として知られ、サラサラした花穂が美しいですね。ススキにはいくつもの種類があり、葉の形などおしゃれな種類もあります。地植えはもちろん、鉢植えや切り花などでも楽しめますよ。
今回は、美しいススキの種類について、人気品種から希少種まで詳しくご紹介します。
ススキはどんな植物?
Photo by kikuchixさん@GreenSnap
ススキは中国や日本を中心に生息するイネ科の多年草です。高原や道花などで見られ、秋の到来が感じられます。ススキは、日本で昔から親しまれている植物で、中秋の名月にはススキとお団子を飾ってお月見するのが定番です。
ススキはインパクトのある見た目が特徴で、草丈1~2mほどまで成長します。日当たりのよい環境で育ち、鉢植えの場合は定期的に水やりしましょう。ススキは暑さや寒さに強く丈夫なので、初心者向けの植物です。
ススキにはどんな種類がある?
ススキにはいくつもの種類があり、種類によって特徴などもさまざまです。ススキの葉は細長く、オーソドックスなグリーンのほかに斑入り品種もあります。また、葉の細さもそれぞれ違いますよ。
ここからはススキの種類について詳しく紹介します。特徴は種類ごとに違うので、お気に入りの種類を見つけてみましょう。
主なススキの種類
タカノハススキ
Photo by t.akiさん@GreenSnap
タカノハススキは、白い斑が入るススキです。別名「ヤハズススキ」とも呼ばれ、縦模様がランダムに入ります。タカノハススキは、おしゃれな雰囲気がなんとも魅力的ですね。
イトススキ
Photo by まこちゃんさん@GreenSnap
イトススキは、その名のとおり細い葉をつけるススキです。草丈80cmほどまで成長し、コンパクトに成長します。イトススキ地植えだけでなく、鉢植えでも育てられますよ。
パンパスグラス
Photo by 志穂さん@GreenSnap
パンパスグラスは、ススキのような見た目の植物です。ボリューム感のある花穂が特徴で、秋になると切り花として楽しめますよ。パンパスグラスは暑さに強い傾向があり、初心者の方でも育てやすいです。
キャバレー
キャバレーは斑入りの葉が美しいススキです。ハチジョウススキの園芸品種で知られ、アメリカで命名されました。キャバレーはほかの種類よりも見た目がユニークですね。
コスモポリタン
コスモポリタンは、ハチジョウススキの園芸品種です。白い斑が入るおしゃれな品種で、直射日光でも元気よく育ちます。一目を惹くススキなら、コスモポリタンがおすすめです。
ススキの種類はたくさん!お気に入りを見つけてみて
ススキは秋に見頃を迎える美しい植物で、高原にはサラサラとした花穂がよく映えますね。ススキにはいくつもの種類があり、おしゃれな斑入り品種などもあります。インパクトのある見た目で、日本では昔から中秋の名月には欠かせない植物です。
ススキは丈夫なので、初心者でも育てやすいですよ。ご興味がある方は、ぜひともススキを育ててみてはいかがでしょうか。