【ススキの花言葉】ことわざでは怖い意味で使われている?
2025/9/25
秋の代表的な風景といえば、風に揺れるススキの穂ですね。秋の七草のひとつであり、日本では古くから生活に密着してきた植物ですが、その花言葉にはどのような意味が込められているのでしょうか。本記事では、ススキの花言葉やその特徴、由来について詳しくご紹介します。
ススキの花言葉
Photo by yoyoさん@GreenSnap
「心が通じる」「活力」「元気」
ススキの花言葉は、「心が通じる」「活力」「元気」などがあります。日本では、ススキは古くから生活に密着する植物です。
秋に刈り取った茎はカヤとして茅葺き屋根や燃料、草履などに用いられるほか、豊作を祈願する中秋の名月などの行事では実りの秋を象徴するものとして欠かせないものでした。
そのことから、ススキの花言葉は、ススキの生命力の強さや、人々との深い結びつきを象徴しています。
ススキの花言葉に怖い意味はある?
ススキの花言葉には直接的に怖いと感じさせるような意味はありません。
ただし、ススキの穂が風に揺れる様子(枯れ尾花)が幽霊のように見えて怖いといわれることがあるようです。実際に「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ということわざがあり、恐怖や疑いの心があると、ただのススキが幽霊のように見える、という意味で使われています。
ススキとはどんな花?
ススキは日本、中国、朝鮮半島が原産のイネ科ススキ属の植物です。秋の七草のひとつであり、秋になると美しい穂をつけます。
穂は風によって優雅に揺れ、秋の風物詩として親しまれています。
ススキは何月何日の誕生花?
ススキは9月14日、10月22日の誕生花です。
ススキの名前の由来と意味は?
ススキな名前の由来は、古くは稲科の植物を「スス」と呼んでいたことに由来しています。また、「すくすく育つ木」が語源という説もあります。
ススキは、その見た目が動物の「尾」のように見えることから別名「尾花(オバナ)」とも呼ばれることにあります。
ススキの花言葉を贈ろう!
ススキの花言葉は、強い生命力や人々との絆を象徴しています。秋の訪れと共に、景色を彩るススキの花と共に花言葉を楽しんでみてくださいね。