ドウダンツツジは庭に植えてはいけないって本当?理由や解決方法を解説!
2024/3/21
ドウダンツツジは、公園の街路樹や生垣としてよく用いられる美しい低木です。
みずみずしい緑葉、春には白い花、秋には紅葉を楽しめる樹木ですが、一方で「ドウダンツツジは植えてはいけない」という意見もあります。
この記事では、ドウダンツツジを植えてはいけないと言われる理由と、解決策をご紹介します。
ドウダンツツジを庭に植えてはいけないと言われる理由は?

Photo by しむちゃんさん@GreenSnap
ドウダンツツジはとても育てやすい低木ですが、植えてはいけないと言われることもあります。その理由は主に次の4点です。しっかりと対策をしないと、管理が大変になったり近所迷惑になる可能性があります。
理由1.掃除が大変だから
ドウダンツツジは、花が落ちる時期や落葉の季節になると、枯れ落ちた葉を頻繁に掃除する必要があります。風で花びらや落ち葉が飛び散ると、近所迷惑になりかねないため、忙しくてこまめに掃除できない家庭では避けたほうがいいかもしれません。
理由2.花の蜜に虫が集まるから
ドウダンツツジの花には蜜が多いため、花が咲く時期には蜂やアリなどの虫が集まりやすくなります。虫が苦手な家庭や、虫による事故が心配な家庭では避けたほうが賢明でしょう。
理由3.毒があると勘違いされているから
古くからドウダツツジには毒があると思われていたため、庭に植えてはいけないとされていました。しかし近年、実際には毒がないことが証明されています。
理由4.目隠しにするには低いから
ドウダンツツジは落葉樹であり、冬には葉を落としています。また、低木であるため、庭の目隠しに使うには背が足りません。美しい花と葉姿で楽しめるドウダンツツジですが、目隠しとしての性能はないので植えてはいけないとされたようです。
ドウダンツツジ楽しもう!
ドウダンツツジは、初心者でも育てやすく四季を通して楽しめる低木です。落葉期や開花後にはこまめに掃除をして、美しい葉を楽しんでくださいね。