アイビー(ヘデラ)の種類図鑑|珍しい品種や葉の色の違いは?
2025/4/1
アイビー(ヘデラ)はかわいらしい見た目をした観葉植物で、一度は見たことがある方も多いはず。種類によって見た目や特徴も変わり、インテリアとしても人気があります。アイビーは時期になると紅葉して、葉色の変化が楽しめる種類もありますよ。
今回はそんなかわいらしいアイビーの種類について、メジャー品種から希少種まで詳しくご紹介します。
アイビー(ヘデラ)はどんな観葉植物?
Photo by botanさん@GreenSnap
アイビーはヨーロッパやアジアを中心に生息するウコギ科のつる性植物です。星の形をした葉がかわいらしく、8〜11月頃にかけてボールのようなグリーンなどの花を咲かせますよ。
アイビーは秋になると紅葉する種類が多く冬になると落葉するので、一年を通して四季の移り変わりが楽しめるのも魅力の一つです。暑さや寒さに強い傾向があり、初心者の方でも育てやすいですよ。また、日陰にも強いため、あまり日光が当たらない室内でも育ちます。
アイビーはつるを伸ばしてどんどん成長するので、ハンギングバスケットやグランドカバーとしても人気がありますよ。育てやすく手間がかからない観葉植物なので、おしゃれなインテリアとしてもぴったりですね!
アイビー(ヘデラ)にはどんな種類がある?
アイビーの種類は約500品種以上あるとされ、種類によって見た目なども変わります。一年を通してグリーンの葉がきれいな種類や紅葉する種類があり、さらに斑入り品種などもあるんです。
また、アイビーには小さな葉と大きな葉の種類があり、葉が大きく成長すると見た目にもインパクトが出てきます。その他、アイビーはつるが50cmほどまで成長する種類もあれば、数メートルほど伸びる種類もあり雰囲気も大きく変わりますよ。
ここからは、アイビーについて種類ごとに詳しく紹介します。アイビーの特徴は種類によって異なるので、ぜひともお気に入りの種類を見つけてみてくださいね。
アイビー(ヘデラ)の種類・品種図鑑
アイビー・白雪姫
Photo by おみちさん@GreenSnap
アイビー・白雪姫はクリーム色の優しい葉色が人目を引くアイビーです。葉には深い切れ込みが入り、ユニークな葉姿をしています。
アイビー・白雪姫の本葉はグリーンですが、冬になると葉の白さが増して雰囲気も変わるので名前の通り白雪姫のようですね。グリーンと白色のグラデーションが美しく、おしゃれなインテリアとしてもぴったりですよ!
アイビー・ライトフィンガー

Photo by びーさん@GreenSnap
アイビー・ライトフィンガーはグリーンの小さな葉がかわいらしいアイビーです。葉の切れ込みが深く鳥の足のような見た目が特徴で、つる性なのでつるがぐんぐん成長します。
アイビー・ライトフィンガーの古い葉は濃いグリーンですが新葉は黄色に近く、コントラストが美しいことから人気のある種類です。8〜11月頃になると黄色い花が咲き、秋になると紅葉するので季節ごとに違う雰囲気が楽しめます。
ヘデラ・ピッツバーグ
Photo by ユキコさん@GreenSnap
ヘデラ・ピッツバーグはライトグリーンの新芽が美しいアイビーです。成長するにつれて葉色がどんどん濃くなり、コントラストがきれいなのでハンギングバスケットやグランドカバーなどに人気がありますよ。
ヘデラ・ピッツバーグは育て方が難しくないので、初心者の方でも育てやすいです。葉のコントラストを楽しみたい方には、ヘデラ・ピッツバーグを育ててみましょう!
ヘデラ・グレーシャー

Photo by レナさん@GreenSnap
ヘデラ・グレーシャーは白い斑が入るきれいなアイビーです。丈夫な種類なのでグランドカバーなどで楽しめますよ。
ヘデラ・グレーシャーは日当たりよい環境や半日陰でも育ちますが、日光に当てることでほんのり紅葉します。8〜11月頃になるとボールのようなグリーンの花を咲かせ、花よりも葉の方が楽しめますよ。おしゃれな雰囲気のアイビーを育てたい方には、ヘデラ・グレーシャーがぴったりです!
ヘデラ・ゴールドチャイルド
Photo by うたさん@GreenSnap
ヘデラ・ゴールドチャイルドはライトイエローの斑が入るおしゃれなアイビーです。アイビーらしい五つ星の形をした葉が特徴で、明るい雰囲気なことからカラーリーフとしても人気がありますよ。
アイビーは白い斑入りの種類が多く、ライトイエローの斑はユニークで珍しいですね。明るい印象のアイビーに興味があれば、ヘデラ・ゴールドチャイルドを育ててみましょう!
ヘデラ・カナリエンシス

Photo by ぐっちーさん@GreenSnap
ヘデラ・カナリエンシスは濃いグリーンの大きな葉が人目を引くアイビーです。強健な性質なことから育てやすくグランドカバーなどに人気で、壁につるを誘引すると壁面を這うように伸びていきます。
ヘデラ・カナリエンシスには斑入り品種もあり、秋になると白い斑の部分が紅葉してきれいですよ。大きな葉のアイビーに興味があれば、ヘデラ・カナリエンシスがぴったりです!
アイビー・グリーンチュチュ
Photo by Griffin dollさん@GreenSnap
アイビー・グリーンチュチュは葉の縁がフリルのような見た目をしたアイビーです。葉は濃いグリーンでどこか華やかな雰囲気があり、人気がありますよ。
アイビー・グリーンチュチュはつるをどんどん伸ばし、長さ50cm以上に成長することもあるようです。夏から秋にかけて花を咲かせますが、他の種類と同じように花よりも葉の観賞が楽しめます。
アイビー(ヘデラ)の珍しい品種はある?
ヘデラ・ロンベア
ヘデラ・ロンベアは日本に生息することから別名「ジャパニーズアイビー」とも呼ばれている種類です。普段はきれいなグリーンの葉が美しく、寒くなると紅葉して一年を通して葉色の変化が楽しめます。
ヘデラ・ロンベアは日本原産のアイビーですが、意外なことに日本では流通量が少なく、高温多湿の環境でも育つため日本よりも海外の方が人気です。
ヘデラ・アリス

Photo by ひなさん@GreenSnap
アリスはアイビーの中でも葉が小さく丸みを帯びた愛らしい品種です。淡い緑と白の斑が、やわらかい雰囲気を印象づけます。成長は比較的ゆっくりで、コンパクトにまとまりやすいという特徴もあります。
ヘデラ・ダックフット

Photo by tanikumiさん@GreenSnap
ダックフットはその名の通り、葉がアヒルの足のように3〜5つに分かれたユニークな形をしているという点が特徴的。濃い緑色が基調で、丈夫で耐陰性があり、這うように広がります。
ヘデラ・ヘリックスは種類の名称ではない?
Photo by けんさん@GreenSnap
アイビー(ヘデラ)の種類を調べると「ヘデラ・ヘリックス」という名前を目にした方も多いはず。ヘデラ・ヘリックスとはアイビーの学名であり、同じ植物のことをさし指します。特定の品種名ではないので、混同しないようにしましょう。
アイビー(ヘデラ)の種類はたくさん!お気にいりを見つけてみて
アイビーはおしゃれでかわいらしい雰囲気が特徴で、その見た目からインテリアとしても人気があります。アイビーは種類によって特徴なども違い、鉢植えはもちろん、グランドカバーや寄せ植えでも楽しめますよ。
GreenSnapSTOREでは、今回ご紹介したアイビーだけでなく、人気のある種類や希少種なども多く取りそろえています。
初めての方でも安心できる無料の育て方相談サービスもあるので、ぜひともお気に入りのアイビーを見つけてみてくださいね。