増えすぎ注意⁉️ アイビー(へデラ)の増やし方〜挿し木と水挿しの方法〜
2024/5/28
アイビーといえば観葉植物にもガーデニングにも彩りを添えてくれる、生命力の高い植物ですよね。使い勝手がいいのでたくさん増やしていろんな飾り方を楽しんでみませんか?
今回はアイビーの増やし方について挿し木と水挿し(水耕栽培)の2つの方法を紹介します。もはや増えすぎで困るくらい簡単なので気軽に挑戦してみましょう!
アイビー(へデラ)の増やし方にはどんな方法がある?
Photo by ヤマゲンさん@GreenSnap
アイビーの増やし方で簡単なのは、次の2つの方法です。
①挿し木
②水挿し(水耕栽培)
どの方法も簡単で、アイビーの元気なつる(茎葉)を使って新に発根させ増やしていきます。剪定ついでに一緒に作業するのがおすすめです。
アイビー(へデラ)の増やすのに適した時期はいつ?
アイビーを増やすのに最適な時期は春から夏の4〜9月です。気温15度以上あれば増やせますが、逆に30度以上あると生育が鈍るので真夏は避けましょう。
できれは春か初夏に増やして、鉢上げ(植え替え)を秋ごろにするのがおすすめです。
①アイビー(へデラ)を挿し木で増やす方法
準備するもの
- 健康なアイビーの親株
- 清潔なハサミ
- 挿し木用の土(赤玉土小粒100%でも代用可)
- 発根促進剤(メネデールなど、なくても可)
- 小さな鉢やポット
手順
- 新しい茎を選び10〜15cmを目安に、茎先から3〜4枚目の葉の付け根1cm下で切る。
- 挿し穂(切った茎)の下2枚の葉は切り落とす。
- コップなどの容器に水を(あれば発根促進剤も)いれ、挿し穂の切り口を2〜3時間浸けておく。
- 鉢やポットに挿し木用の土を8割ほどいれ、挿し穂の3分の1が埋まるくらいの深さのくぼみを割り箸などであけておく。
- 挿し穂を土に挿し、隙間をさらに土で埋めて軽く手でおさえる。
- 鉢底から水が流れ出るまでたっぷり水やりする。
挿し木後の管理方法
明るい日陰で保管し、新しい葉が伸びるまでは土が乾きすぎないないように注意しましょう。 数本まとめて挿し木し、ある程度育ったらまとめて一つの鉢に植え替えると見栄えがよくなりますよ。
②アイビー(へデラ)を水挿し(水耕栽培)で増やす方法
準備するもの
- アイビー(へデラ)の親株
- 清潔なハサミ
- 水
- 発根促進剤
- コップなどの透明容器
手順
- 親株から健康な茎を選び、茎先から3〜4枚目の葉の付け根下1cmのところで切る。
- 挿し穂(切った茎)の下の葉2枚を取り除く。
- 透明な容器に入れ、水と規定量の発根促進剤をいれる。
- 挿し穂の切り口を水に浸ける。
水挿し後の管理方法
水挿ししたアイビーは発根するまでは明るい日陰で育てましょう。遅くとも1週間くらいすれば白い根が生えてきます。また、水はできれば毎日か2〜3日に1回は交換してください。
根が十分に伸びたら新しい鉢に植え替えることもできますが、このまま水耕栽培で育てることもですきます。
水耕栽培で育てる場合の管理方法
水挿しをしたアイビーをそのまま水耕栽培で育てる場合、置き場所は直射日光を避けた日当たりのいい場所に置いてください。
発根してからの水換えは2〜3日に1回が目安ですが、夏場は水に雑菌がわきやすいので、できれば毎日水換えをしましょう。なお、冬場の水道水は冷たすぎるので15度程度の常温に戻して与えましょう。
肥料は水耕栽培用の液体肥料が便利です。春から秋の間、2週間に1回を目安に与えましょう。
アイビー(へデラ)の増やし方は簡単!挑戦してみよう
アイビー(へデラ)の増やし方は意外と簡単です。挿し木や水挿し(水耕栽培)を試して、リース型につるを這わしたり、寄せ植えに使ったりと、自分だけのアイビーを楽しみましょう。