オトギリソウの花言葉には怖い意味があるらしい？その由来とは？

オトギリソウ(弟切草)は、日本をはじめ世界中で見ることができる黄色い花を咲かせる植物です。この記事では、オトギリソウの花言葉やその由来、特徴についてわかりやすく解説します。また、色ごとの花言葉や誕生花としての意味も紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

オトギリソウの花言葉は？怖い意味もあるの？

オトギリソウの花言葉には、「迷信」「秘密」のほか、「恨み」「敵意」「復讐」といった少し怖い意味も含まれています。この花言葉の由来は、日本の昔話や伝説と深い関係があります。

かつて、オトギリソウは密かに薬草として使われていました。このことは秘密にされていましたが、ある兄弟の弟がこの薬草の情報を他人にもらしてしまい、そのことに怒った兄が弟を殺めたことから、このような怖い意味がつけられたといわれています。

しかし、すべての花言葉が怖いものではありません。「迷信」や「秘密」といった花言葉は、慎重さや神秘的な雰囲気を表しているとも考えられます。

オトギリソウとはどんな花？

Photo by ジュリアーノさん@GreenSnap

オトギリソウは、夏から秋にかけて黄色い花を咲かせる多年草です。草丈は30〜80cmほどで、細長い葉をつけます。日当たりのよい場所を好み、日本の野山や道端でもよく見かけるかと思います。

花びらには黒い斑点があり、これがオトギリソウの特徴の一つです。また、茎を切ると赤い液が出ることから、昔は傷薬として利用されていました。現在でも一部の地域では、薬草としての利用が続いています。

オトギリソウは何月何日の誕生花？

オトギリソウは、8月23日や8月31日の誕生花とされています。夏の終わりに咲く花として、誕生日を迎える人に贈るのも素敵ですね。

また、オトギリソウの花言葉が「秘密」や「迷信」であることから、神秘的な雰囲気を持つ人や、慎重な性格の人にぴったりの花かもしれません。

オトギリソウの花言葉を贈ろう！

オトギリソウの花言葉には少し怖いものもありますが、それを知った上で贈ることで、特別な意味を持たせることもできます。「秘密を守る」「信頼を大切にする」といったメッセージとして考えれば、友人や大切な人に贈るのも良いかもしれません。

また、オトギリソウは薬草としての歴史があるため、「健康を願う花」として贈ることもできます。誕生花として、8月生まれの人に贈るのもおすすめです。

オトギリソウの花言葉を知ることで、この花が持つ魅力や歴史の深さを感じることができます。花言葉の意味を考えながら、ぜひオトギリソウを楽しんでみてください。