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カシワバアジサイの剪定方法を解説!時期や仕立て方は?

2024/4/3

カシワバアジサイは、初夏に白や淡いピンク、グリーンの美しい花を咲かせる人気の紫陽花です。カシワバアジサイの花を毎年楽しむためには、剪定作業が欠かせません。

しかし、剪定を間違えると、せっかくの花芽を切ってしまったり、樹形が乱れたりしてしまいます。ここでは、カシワバアジサイの剪定方法についてわかりやすく解説していきます。

カシワバアジサイは剪定が必要?

カシワバアジサイ

Photo by ゆうゆうさん@GreenSnap

カシワバアジサイは、自然に生長させても花は咲きますが、大きくなると幹が枝分かれせずに一本立ちになってしまう可能性があります。若木のうちに剪定をすることで、紫陽花らしいこんもりと枝分かれして育つ樹形を保つことができます。

カシワバアジサイの剪定時期

カシワバアジサイの剪定時期は、花後の6〜7月と、休眠期に入る秋〜冬です。生長期に入る前に剪定を行うことで、新芽の生長を促し、花芽を切ることなく剪定作業を行うことができます。

カシワバアジサイの剪定方法:樹齢と時期に応じた手順

カシワバアジサイは、美しい花を咲かせるために適切な時期に剪定を行うことが重要です。樹齢によって剪定方法が異なるため、木の生長段階に合わせた剪定が必要となります。ここでは、カシワバアジサイの樹齢と時期に応じた剪定方法についてご紹介します。

植えてから1~2年目の剪定

カシワバアジサイを植えた当初は、こんもりとした樹形を作ることに重点を置きます。1年目は秋〜冬の休眠期に強めの剪定を行い、樹高を20cmほどに抑えます。この時期の剪定は、翌年の花芽を犠牲にしても構いません。

2年目は7月中に樹形を整える剪定を行います。花から2〜3節目で剪定し、樹形を整えていくと、わき芽が育って花つきがよくなります。

植えてから3年目以降の剪定

カシワバアジサイが若木期に入ると、剪定の目的は花をより多く咲かせることに変わります。毎年7月中に剪定を行いますが、この時期は翌年の花芽がすでについているため、若い枝を残しながら古い枝を切り取るようにします。

また、枝が混み合っている部分は間引くことで、日当たりと風通しを改善しましょう。

剪定の注意点

カシワバアジサイは旧枝咲きの品種であるため、7月以降の剪定は翌年の花芽を切り落とすことになります。美しい花を咲かせるためには、剪定時期を守ることが何より大切です。また、剪定の際は清潔な道具を使用し、切り口を細菌感染から守るために癒合剤を塗布しましょう。

樹齢と時期に合わせたカシワバアジサイの剪定を行うことで、毎年豊かな花を楽しむことができます。美しいカシワバアジサイを育てるために、適切な剪定方法を実践してみてください。

カシワバアジサイを剪定して上手に育てよう!

カシワバアジサイは、正しい時期に適切な方法で剪定することで、美しい樹形と豊かな花を楽しめる植物です。若木の頃は、樹形作りのために強い剪定も必要です。そして、古い枝は3年かけて更新していきましょう。

カシワバアジサイの剪定は、ちょっとしたコツをつかめば、それほど難しいものではありません。ぜひ、挑戦してみてくださいね。