ギボウシの種類図鑑|人気品種は?育てやすいのはどれ?
2023/3/14
ギボウシは可憐で美しい花を咲かせる観葉植物。カラーリーフとして楽しめる斑入り品種なども多く、種類ごとに雰囲気も変わります。地植えや鉢植えなどで楽しむことができ、初心者でも育てやすいですよ。
今回はそんな美しいギボウシの種類について、メジャーな品種から希少種まで詳しくご紹介します。
ギボウシはどんな花?
ギボウシは、日本など東アジアを中心に自生するユリ科の多年草です。5~8月頃にかけて、紫色や白色などラッパ型のかわいらしい花を咲かせます。元々はアジアの植物ですが、ヨーロッパで品種改良が行われ、「ホスタ」という愛称で呼ばれることも多いです。
お寺や橋などの装飾で使用される「擬宝珠」をご存じでしょうか?読み方はギボウシで、花茎の先端がその擬宝珠に似ていることから名付けられたといわれています。
ギボウシは日陰の環境を好み、日当たりがよいと葉焼けしてしまうことがあります。特別なお手入れは必要ないので、初心者の方にもおすすめの植物です。
また、ギボウシには茎の部分を食べる種類があり、「ウルイ」と呼ばれています。観賞用はギボウシと呼ばれ、ウルイとの見た目の違いはありません。
ギボウシにはどんな種類がある?
ギボウシの園芸品種は数千種類あり、そのうち20品種ほどが日本に自生しているといわれています。ギボウシはカラーリーフとしても楽しめる種類が多く、斑入り品種も多いです。
種類によっては、季節ごとに葉の色が変わるようなユニークな特徴を持つ種類もありますよ。
ここからは、ギボウシの種類について紹介します。ギボウシの特徴は種類によって変わるので、お気に入りの種類を見つけてみてくださいね。
日本の原種ギボウシの種類
ギボウシ・金星
ギボウシ・金星は、葉の外側に黄色い斑が入る大型種のギボウシです。カラーリーフとしても楽しめ、人気ランキングでは上位となることが多いですよ。開花時期になると、白色の美しい花を咲かせます。
ギボウシ・ブルーマウスイヤー
ギボウシ・ブルーマウスイヤーは、紫色や白い可憐な花を咲かせるギボウシです。丸い葉が特徴で、夏に半日陰の環境で育てると葉がグリーンからブルーに変化します。
ギボウシ・パトリオット
ギボウシ・パトリオットは、葉の縁がクリーム色のおしゃれな斑入り品種です。「フランシー」の突然変異種といわれ、波打つ葉はなんともインパクトがありますね。
ギボウシ・ゴールデンティアラ
ギボウシ・ゴールデンティアラは、ハート形の小さな葉がかわいらしいギボウシです。葉の縁に黄色いラインが入る斑入り品種で、明るい雰囲気が感じられます。草丈が40cmほどの小型品種で、おすすめのギボウシです。
姫ギボウシ
姫ギボウシは、コンパクトな見た目のギボウシです。鉢植えや盆栽などで楽しむことができ、斑入り品種もありますよ。かわいらしい雰囲気なので、おしゃれなインテリアとしてもぴったりですね。
トウギボウシ
トウギボウシは、グリーンの葉がなんとも美しいギボウシです。大きな葉がなんとも魅力的で、別名「オオバギボウシ」とも呼ばれています。オオバギボウシなどの若葉は「ウルイ」と呼ばれ、茎の部分を食用にできますよ。
ギボウシの種類はたくさん!お気に入りを見つけてみて
ギボウシは可憐な花とユニークな葉の模様が楽しめる植物。種類によって特徴や雰囲気は変わり、地植えや鉢植え、盆栽などで楽しめますよ。
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