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芙蓉とムクゲの違いは?それぞれの特徴や見分け方を解説

2024/5/8

芙蓉とムクゲは、どちらもアオイ科フヨウ属の夏に美しい花を咲かせる花木で、見た目がよく似ているため混同されやすいです。この記事では、芙蓉とムクゲのそれぞれの特徴や違いについて詳しく解説します。

芙蓉とは

芙蓉

Photo by katsuraちゃんさん@GreenSnap

芙蓉は、アオイ科フヨウ属の落葉性低木で、7月下旬〜10月にかけて10〜15cmほどの白やピンク色の花を咲かせます。樹高は2〜3mほどになり、手のひらのような形をした大きな葉が特徴です。一重咲きと八重咲きの品種があり、花は朝に開花し夕方には萎れてしまう一日花ですが、次々と咲かせて夏〜秋まで長く楽しめます。

芙蓉はやや耐寒性がありますが、寒さが厳しい地域での地植えには向いていません

ムクゲとは

ムクゲ

Photo by お花が大好きさん@GreenSnap

ムクゲは、アオイ科フヨウ属の落葉性低木で、。6月中旬〜10月にかけて、8〜12cmの花を咲かせます。樹高は1〜2mほどで八重咲き品種も多くあり、花色は白やピンク、赤、紫、複色など豊富です。また、ムクゲも一日花ですが、秋まで次々と花を咲かせます。

ムクゲは耐寒性がとても強く、北海道でも地植えで育てることができます

芙蓉とムクゲの違いと見分け方

芙蓉とムクゲの葉の違い

芙蓉とムクゲを見分けるうえで1番わかりやすい違いは、葉の違いです。芙蓉の葉は手のひらのような広く大きな葉をしており、ムクゲの葉は芙蓉と比べて小さく細めです。

芙蓉とムクゲの開花時期の違い

芙蓉とムクゲの開花時期はほぼ同じですが、ムクゲの方が1ヶ月ほど早く開花し始めます。梅雨時期に咲いていればムクゲでしょう。

芙蓉とムクゲの花の違い

花を見て見分ける際は、雌しべに注目します。芙蓉の雌しべは上向きに曲がって伸びて、先端が5つに分かれている一方で、ムクゲの雌しべはまっすぐに伸びています。

また、芙蓉の花は直径10〜15cmと大きく、ムクゲの花は直径8〜12cmとやや小ぶりです。また、花弁は

違いを知って芙蓉とムクゲを見分けよう!

芙蓉とムクゲは、葉の形状を覚えておけば季節を問わず、見分けることができるでしょう。ピックアップした特徴の違い以外に、樹高であったり、東北や北海道で地植えされていればムクゲだろうといった予測もできますね。

どちらも夏の庭を彩る美しい花木ですので、違いを知って見分けられるようになっておくと便利ですね。