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ハイビスカスの冬越しはどうしたらいい?葉が落ちる失敗の原因は?

2024/9/17

ハイビスカスは、南国をイメージさせる鮮やかな花を咲かせる人気の植物です。暖かい地域や時期に咲くイメージが強いため、冬を越せるのか疑問に思う方もいるかもしれません。この記事では、ハイビスカスの冬越しについて詳しく解説していきます。

南国の花、ハイビスカスは冬越しできるの?

ハイビスカス

熱帯地方が原産のハイビスカスは寒さに弱く、日本の冬を屋外で乗り越えるのはむずかしいとされています。 では、ハイビスカスは冬越しできないのでしょうか?

答えは、適切な対策を行うことでハイビスカスを冬越しさせることは「可能」です。

ハイビスカスの冬越しはどうする?

ハイビスカスを冬越しさせるためには、いくつかのポイントを抑える必要があります。

冬の間は鉢を室内で管理する

10〜11月頃になったら、ハイビスカスを室内に取り込みましょう。気温が寒くなりきる前に移動してください。

なお、室内ではできるだけ日当たりがよく、暖房風が直接当たらない窓辺に置きましょう。室内の温度を、最低でも常に10℃以上に保つことが理想です。

冬は水やり頻度を抑えて、肥料は完全ストップ

冬の間はハイビスカスの休眠期に当たるため、水やりの回数を控えめにしましょう。土の中の方まで乾いたら、軽く水やりしてください。鉢底から水が流れ出るほど、たっぷり与える必要はありません。

その代わり、冬は室内が乾燥しやすいため、葉水を定期的にするとより安心です。

また、休眠期は栄養を吸収する力も低下しているため、追肥は不要です。

ハイビスカスを屋外に置いたまま冬越しはできる?

ハイビスカス

Photo by neneko*さん@GreenSnap

ハイビスカスの耐寒性は品種によって異なりますが、一般的に日本の冬を屋外で乗り越えるのは難しいとされています。特に霜が降りるような地域では、屋外での冬越しは避けるべきです。

しかし、地域によっては、軒下や壁際に鉢を移動させ、寒冷紗などで覆うことで、屋外での冬越しを試みることも可能です。ただし、寒波が来たり、霜が降りる恐れがある場合は、室内に取り込むなどの対策が必要になります。

ハイビスカスの冬越しでよくある失敗「葉が落ちる」の原因とは?

ハイビスカスの冬越し中には、葉が落ちるというトラブルがよく発生します。

これは、気温が寒すぎたり、土や葉が乾燥しすぎていることなどが原因であることが多いです。 まれに、水やりのしすぎで根腐れしていたり、病害虫が発生していることで葉が落ちることもあります。

ハイビスカスの葉が落ちるときは、なるべく早めに対処すれば復活することもできます。考えうる原因を探し、置き場所や水やり頻度を変えるなど、対処しましょう。

ハイビスカスの冬越し成功ポイントまとめ

ハイビスカスは、適切な冬越し対策を行うことで、翌年も美しい花を咲かせることができます。寒くなる前に室内へ移動させ、剪定し、冬の間中10℃以上を保つよう、適切なケアを心がけましょう。