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ハイビスカスの寿命はどれくらい?地植えの方が長いって本当?

2023/11/16

ハイビスカスは寒さに弱いとされていますが、常緑多年草ですので温暖な気候下では一年を通して枯れることがありません。またハイビスカスは植物の中でも寿命が短いといわれています。

今回は、ハイビスカスの寿命の長さと、寿命を伸ばすにはどのような方法があるのかをご紹介します。

ハイビスカスの寿命はどれくらい?何年もつ?

ハイビスカスPhoto by green.tinkerbellさん@GreenSnap

ハイビスカスの株全体の寿命は、鉢植えで育てた場合と、地植えで育てた場合とで違います。鉢植えでは5〜7年ほど地植えだと約10年生育するといわれています。これはあくまでも平均なので世話や管理の仕方によっても変わってきます。

また株は数年単位で生育しますが、日ごとに開花する花の寿命は一日しかありません。

日本でハイビスカスの寿命を伸ばす方法は?

本州各地では、冬場の気温が10℃を下回るところも少なくありません。日本国内でハイビスカスの寿命を伸ばすために、ハイビスカスに負担がかからないように育てる方法があります。

地植えにする

ハイビスカスは、鉢植えにすると根の生育が制限されて負担がかかるため長生きしません。地植えにすることで、寿命は約4年も伸びるといわれています。お庭や花壇など植え付け場所に余裕があれば、地植えにすることでさらに長い間楽しむことができます。

植え替えをする

どうしても鉢植えでしか育てられないという場合は、根詰まりを起こす前に定期的に鉢のサイズを大きくしながら、植え替えを試みてみましょう。植え替えをするなら5〜6月頃がおすすめです。

植え替えた時には元肥入りの土を使うか、土に肥料を混ぜ込んでおきましょう。

剪定をする

ハイビスカスは適切に剪定することで、隙間ができて風通しがよくなり、育ちもよくなります。また冬越し前に剪定を行うことで冬のダメージを少なくし、翌年また元気に花を咲かせることもできますし、新しい枝の更新のためにも剪定は重要です。剪定の適期は花が咲き終わった10月や11月頃におこないましょう。

肥料をやる

ハイビスカスはとても多くの肥料を必要とする植物です。肥料を適切に与えることで、株をできるだけ大きくし、健康で強い個体に育てることができます。冬場の施肥は必要ありません。

病害虫の予防をする

病害虫にやられるとハイビスカスは弱ってしまい、そのまま放っておくと枯れてしまうことがあります。そのため風通しや日当たりの良い場所に置くことや剪定を定期的に行うことで、病害虫は予防することができます。それでも害虫が付く場合は、消毒や害虫予防の薬を散布するなどしましょう。

ハイビスカスの寿命を伸ばすには冬の管理が重要!

ハイビスカスの寿命は植物の中でも短いですが、寿命を伸ばすためには冬の管理もとても重要です。冬季の水やりは控えめにし、管理する室温が低い場所ほど乾燥ぎみで育てましょう。