カスミソウにはどんな種類がある?一年草と宿根草の違いを解説!
2024/4/16
カスミソウは小さな白い花が集まって咲く可憐な草花です。寄せ植えやブーケに欠かせない存在で、花の色や形も様々な種類があります。
ここでは、カスミソウの種類について詳しく解説していきます。
カスミソウにはどんな種類がある?

Photo by まゆっけさん@GreenSnap
カスミソウには大きく分けて「一年草」と「宿根草(多年草)」の2つのグループがあります。一年草のカスミソウは主に花壇や寄せ植えで使われ、宿根草のカスミソウは主に切り花として流通しています。
エレガンス種
エレガンス種は一年草のカスミソウで、ウクライナやコーカサス地方が原産です。草丈は20〜50cmで、白やピンクの小さな花を咲かせます。家庭で育てるのに適した品種です。
カーペットカスミソウ
カーペットカスミソウは這うように育つ品種で、花のサイズも大きいのが特徴です。オノエマンテマとも呼ばれています。
コベント・ガーデンマーケット
コベント・ガーデンマーケットは寒さに強く丈夫な品種です。開花期間が長く、丈夫で育てやすいのが特徴です。
ジプシー
ジプシーはサカタのタネから作られた品種で、シリーズ化されています。草丈が短く、ドーム型に株がこんもりと育つのが特徴です。寄せ植えに適した品種です。
パニクラータ種
パニクラータ種は宿根草のカスミソウで、主に切り花として流通しています。草丈が1m以上に達し、白い八重咲きの小花を無数に咲かせる品種です。地中海沿岸が原産です。
フェスティバル
フェスティバルは中型タイプの八重咲き品種です。草丈が低くまとまりやすいので、花壇でも楽しめるのが特徴です。切り花やアレンジメントにも活躍します。
ベールスター
ベールスターはパニクラータ種の改良品種で、真っ白な大輪の花を咲かせます。花嫁のベールのようなイメージから名付けられました。ブーケのメインの花を引き立てる脇役として人気があります。
アルタイル
アルタイルもパニクラータ種の品種で、中輪の花が一斉に咲くのが特徴です。ボリューミーな花姿が魅力的で、カスミソウだけで主役にしても素敵です。
マリーベール
マリーベールは茎が柔らかく、アレンジの幅が広がる品種です。中輪サイズの白い花を咲かせます。
ビッグミスター
ビッグミスターは大輪の品種で、草丈も長いため大きな空間装飾に向いています。
スノークイーン
スノークイーンは茎が明るい緑色で、爽やかな印象の品種です。
ピンクカスミソウ
ピンクカスミソウは名前の通り、ピンクの小花を咲かせる品種です。切り花で着色されたものもありますが、天然のピンク色のものもあります。
カスミソウの種類は奥深い!お気に入りを見つけてみて!
カスミソウには様々な種類や品種があり、花の色や形、草丈など個性が異なります。ガーデニングや寄せ植え、ブーケ作りなど、用途に合わせてお気に入りの品種を見つけてみてはいかがでしょうか。