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【ミヤコワスレの花言葉】由来や特徴は?怖い意味はある?

2023/6/11

ミヤコワスレといえば、江戸時代から品種改良されてきた花で、さまざまな色の花を咲かせます。一見するとキクのように見えるミヤコワスレには、その特徴にぴったりな花言葉がついています。

今回はミヤコワスレの花言葉についてご紹介します。そのほかに花名の由来とされるエピソードや、開花時期などの特徴も紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてください。

ミヤコワスレの花言葉

ミヤコワスレPhoto by pasearさん@GreenSnap

ミヤコワスレの花言葉は「しばしの慰め」「しばしの憩い」「しばしの別れ」です。これらは花名の由来とされる順徳天皇のエピソードが由来です。

色ごとに花言葉はないものの、ピンク色には「また逢う日まで」といった花言葉があり、いずれもすこしさみしい花言葉となっています。プレゼントに選ぶのは控えた方がよいでしょう。

ミヤコワスレに怖い花言葉はある?

ミヤコワスレの花言葉は、「慰め」や「憩い」といったポジティブな意味のほか、「しばしの別れ」と別れを意味した花言葉がついています。

これらは、後鳥羽上皇が鎌倉幕府を倒すために始まった承久の乱により、鎌倉時代に島流しに遭った順徳天皇が「ミヤコワスレを見たことで都への思いを忘れられる」と話されたことにちなんでいます。

別れを連想させる花言葉がある一方で、ポジティブな花言葉も持ち合わせるミヤコワスレは、プレゼントに選ぶならほかの花と合わせて花束やブーケなどにアレンジすることをおすすめします。

ミヤコワスレとはどんな花?

ミヤコワスレPhoto by くりもさん@GreenSnap

ミヤコワスレはキク科シオン属に属する多年草の植物です。原産地は日本で、本州や四国、九州の山間に自生するミヤマヨメナの園芸品種にあたります。

江戸時代では茶花として栽培されていた過去もあり、日本人にとっては馴染みの深い植物です。ちいさく可憐な花をつけますが、紫色のミヤコワスレは特に人目を引く色合いで、登山客を現地で喜ばせることもあります。

開花時期は4~6月で、草丈は品種によって違いはあるものの、20~70cmにまで成長するといわれています。草丈の短い品種は鉢花として、高いものは地植えとして気軽に育てられるので、リビングや庭先を華やかにしたい方におすすめの植物です。

キク科の植物は花持ちがよいため、地植えにしたミヤコワスレを切り花にして、お供えの花として飾るのもおすすめです。

ミヤコワスレの花言葉を贈ろう♪

今回はミヤコワスレの花言葉についてご紹介しました。ミヤコワスレは、ポジティブな意味をもつ一方で、悲しいエピソードにちなみ「別れ」を連想させる花言葉もあります。

フラワーギフトに選んでも問題はありませんが、花言葉によって誤解させないよう脇役に留めると安心です。

また、色鮮やかな花が美しいミヤコワスレは、自分用として鉢花や地植えなどで楽しむのがぴったりといえるでしょう。