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【ジニアの育て方】種まきのやり方は?冬越しはできる?

2024/1/25

ジニアの基本情報

科・属 キク科ジニア属
分類 一年草
植え付け時期 4月中旬~5月頃
開花時期 5~11月上旬
置き場所 日当たりと風通しのよい場所
肥料 元肥・追肥:必要

ジニアとは

ジニアPhoto by みみさん@GreenSnap

ジニアとはキク科ジニア属の一年草で、長い期間咲き続けることから「百日草」という和名でも呼ばれています。

初夏の5月から晩秋の11月頃まで長期間にわたって花を咲かせ、品種や系統によって高性種から矮小種まであり、咲き方も小輪〜大輪、ポンポン咲き、ダリア咲きなどさまざまです。

ジニアの育て方

日当たり

ジニアは日当たりと風通しのよい場所で育てます。梅雨の時期は、鉢植えであれば雨に当たらないように軒下などに移動させます。地植えの場合は、バーク堆肥やウッドチップでマルチングをして、泥の跳ね返りを防ぐとよいです。

水やり

地植えの場合は、根付いたあとは基本的に水やりは必要ありませんが、乾燥して葉がしおれてきたらたっぷりと水やりをしましょう。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。

夏は、蒸れを防ぐために朝夕の涼しい時間帯に水を与えるようにしましょう。

種まき・植え付け

種まき

ジニアの種まきは、4月中旬〜6月頃が適期で、発芽適温は20〜25℃です。適温が続けば1週間ほどで芽が出てきます。ジニアの種は大きめで扱いやすく、直根性のため直まきでも育てられます

  1. 湿らした土に指で5mmほどの穴をつくり、一粒ずつ種をまく。
  2. フルイなどを使って土を柔らかく被せて穴を埋める。
  3. 発芽するまで明るい日陰に置いて、土は湿った状態を保つ。
  4. 発芽して本葉が2〜3枚になったら、植え付ける。

植え付け

シニアの植え付けは、4月下旬〜7月と9月が適期です。ジニアは直根性のため、植え付け時にできるだけ根を傷つけないように注意しながら行います。

品種によって矮性種と高性種があるため、それぞれの品種に合った場所に植えましょう。

用土

シニアは、水はけと水もちがよく通気性のある土が適しており、市販の草花用培養土を使うことができます。

肥料

ジニアの肥料は、植え付け時に元肥として緩効性化成肥料を、追肥として液体肥料を7〜10日に一回の頻度で施します。ジニアは開花期間が長いため、肥料を切らさないように注意が必要です。

支柱・仕立て

高性種のジニアは、倒れないように支柱を立てて置くことで、美しい姿を保つことができます。

切り戻し・剪定

ジニアは7月下旬〜8月に切り戻すことで、夏の蒸れを防ぐとともに、秋からの花数を増やすことができます。株元から1/3ほど葉を残して切り戻してください。

また、花が終わったらできるだけ早く花がらを摘み取るとよいです。

夏越し・冬越し

ジニアは暑さに強い夏越しは必要ありませんが、水切れに注意しましょう。

またジニアは一年草のため冬越しはできません。室内で管理して、仮に冬越しができたとしても、翌年花を咲かせることは難しいでしょう。

病気・害虫

病気は、うどんこ病や斑点細菌病、灰色かび病に注意します。風通しを良くして株元の蒸れを防ぐことで予防します。

害虫は、アブラムシやハダニが発生しやすいので、発見しだい駆除しましょう。

植え替え

ジニアは一年草のため、植え替えは必要ありません。

ジニアの育て方まとめ

ジニアPhoto by tarorinさん@GreenSnap

ジニアは百日草という名前以上に長期間咲き続け、たくさんの花を楽しむことができます。品種や系統によって特徴が異なるので、いろいろなジニアを育てて比べてみるのもいいですね。

ぜひこの記事を参考にジニアを育ててみてくださいね。