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【ワイルドストロベリーの育て方】増やし方は?種まきや株分け?

2024/2/15

ワイルドストロベリーの基本情報

科・属 バラ科オランダイチゴ属
植え付け時期 3〜5月、9〜11月
剪定時期 4〜7月
収穫時期 4〜7月、9〜11月
置き場所 日当たりと風通しのよい場所
肥料 元肥:必要/追肥:必要

ワイルドストロベリーとは

ワイルドストロベリーPhoto by Inoさん@GreenSnap

ワイルドストロベリーは、バラ科のオランダイチゴ属の常緑多年草で、イチゴの野生種です。草丈は10〜20cmほどで、耐暑性と耐寒性はともに強く、とても丈夫です。

4〜7月頃に小さな白い花を咲かせ、花後には甘酸っぱい実を楽しむことができます。また、葉はハーブティーにも利用されます。

日当たり

ワイルドストロベリーは日当たりと風通しのよい場所で育てます。日頃から半日陰で育てることもできますが、日当たりが悪いと花つきや実つきがに影響が出ます。

植え付け

ワイルドストロベリーの植え付けは、3〜5月と9〜11月が適期です。株間は30cmほどあけて、根鉢を崩さずに、植え穴へ入れて植え付けます。

水やり

ワイルドストロベリーは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。水分が足りてないと葉っぱが枯れてしまうので水切れには注意しましょう。

用土

ワイルドストロベリーは、水はけと水もちのよい土を好み、市販の草花用培養土やハーブ専用の土が使えます。そのほか、赤玉土7:腐葉土3を混ぜた配合土が適しています。

肥料

ワイルドストロベリーの肥料は、植え付け時に元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。

追肥は、地植えの場合はほとんど必要ありません。鉢植えの場合は、春と秋に一回ずつ緩効性肥料を置き肥します。また、葉色が薄くなってきたら栄養が足りていないサインなので追肥するとよいです。

剪定・整枝

ワイルドストロベリーの剪定は、実がなり収穫したあとに根元から花茎を切り落としましょう。また枯れた葉はその都度、取り除くことで病害虫を予防します。

このほか、生育期にはライナーを伸ばして広がっていくので、不要なランナーは剪定しましょう。

摘果

ワイルドストロベリーの摘果は、必要ありません。

収穫

ワイルドストロベリーの収穫時期は、4〜7月、9〜11月で、白かった実が赤く熟したら収穫できます。収穫した実は、ジャムやジュースなどに加工して楽しむのが一般的です。

夏越し・冬越し

ワイルドストロベリーは耐暑性と耐寒性ともに強く、基本的には夏越しや冬越しの必要はありません。夏の日差しが強くて葉焼けしているようであれば、半日陰で育てましょう。

病気・害虫

病気は、灰色かび病に注意します。風通しが悪く多湿の状態が続くと発生しやすくなるので、日当たりと風通しのよい場所で育てて予防します。

害虫は、ハダニやアブラムシに注意し、見つけ次第駆除します。

植え替え

ワイルドストロベリーの植え替えは3〜5月、または9〜11月が適期で、毎年一回り大きい鉢に植え替えましょう。

ワイルドストロベリーの育て方についてよくある質問

ワイルドストロベリーの花が咲かないのはどうして?

ワイルドストロベリーの寿命は4〜5年ほどで、3年経った頃から花つきが悪くなり、じきに枯れてしまいます。株分けや種まきをして若い株を育てていきましょう。

また、鉢植えの場合は根詰まりを起こしていると、花が咲かなくなってしまいます。

ワイルドストロベリーの増やし方は?

ワイルドストロベリーは種まきや株分けで増やすことができます。

種まき

ワイルドストロベリーの種まきは4〜5月と9〜10月が適期です。熟した実をそのままにしておくと茶色く乾燥し、種を採取できるようになります。種まきの適期になるまで冷蔵庫などの冷暗所で保管してください。

種まきの方法は、水で湿らせた土の表面に種をまき、土は被せず密着させます。明るい室内で土を乾燥させないように管理し、1ヶ月ほどで発芽します。

株分け

ワイルドストロベリーは5月頃に伸びるライナーというつるから、新しい葉っぱがでて子株となり、地面に着くと根付いて新しい株になります。

この特性をいかして、土の入れた育苗ポットにライナーの子株の部分を置いておくと、しばらくしたら根付きます。根付いたらライナーを切って親株から離します。

ワイルドストロベリーの育て方まとめ

ワイルドストロベリーPhoto by スーさん@GreenSnap

ワイルドストロベリーは葉や花、そして実を楽しむことができ、とても丈夫で育てやすい草花です。葉の様子を日頃から観察して、葉焼けや肥料切れに注意して育てるとよいでしょう。

ぜひこの記事を参考にワイルドストロベリーを育ててみてください。