クレソンの育て方|プランターで栽培できる?種まきの方法は?
2024/5/28
クレソンは、ヨーロッパを原産とするアブラナ科の多年草です。ピリッとした辛味と独特の香りが特徴的で、サラダや肉料理の付け合わせなどによく使われています。生命力が強く、育てやすい植物として知られています。
クレソンの基本情報

Photo by よしさん@GreenSnap
科・属 | アブラナ科/オランダガラシ属 |
栽培難易度:かんたん | |
植え付け時期 | 4月〜5月、9月 |
収穫時期 | 5月〜6月、10月〜11月 |
置き場所 | 日当たりと風通しの良い場所 |
肥料 | 肥料:元肥:不要 / 追肥:不要 |
置き場所・日当たり
クレソンの生育に適した温度は15〜18度と、比較的冷涼な気候を好みます。夏場は直射日光を日陰に、冬場は日当たりを確保し根が凍らない場所で栽培します。
種まき・植え付け
クレソンは種まきでも、苗からでも育てることができます。種まきの適期は4月中旬〜5月中旬と9月中旬〜10月中旬です。発芽適温は20度前後なので、気温が高すぎる時期は避けましょう。
種まきの方法は、プランターに赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜた土を入れ、種を1cm程度の深さにまきます。発芽後は間引きを行い、株間15cm程度を確保します。
用土
クレソンは湿地で育つ植物ですが、保水性の高すぎる土を使うと、家庭菜園では根腐れの原因となってしまいます。そのため、水はけのよい土を使いましょう。市販の野菜用培養土でも問題ありません。
水やり
クレソンは適度に湿り気のある状態を好むため、表土が乾いたらたっぷりと水をやりましょう。常に湿った状態にするのはよくありませんが、水切れに注意が必要です。
収穫
クレソンの草丈が20〜30cmになったら収穫適期です。収穫量を増やしたい場合は、草丈15cm程度で茎の先端を摘み取り、脇芽を伸ばすと良いでしょう。花が咲くと茎が硬くなるので、株の1/3程度を切り戻しましょう。
病気・害虫
クレソンはハダニ、アオムシ、コナガの被害を受けやすいので、見つけ次第駆除する必要があります。
クレソンの育て方まとめ
クレソンは生命力が強く、初心者でも育てやすいハーブです。日当たりと風通しの良い場所を選び、水切れに注意しながら育ててみましょう。収穫時期を逃さず、定期的に収穫や剪定を行うことで、長期間収穫を楽しめますよ。
ピリッとした辛味と香りが特徴的なクレソンは、サラダや肉料理の付け合わせなどに使えば、料理が一層おいしくなることでしょう。