【フィカス ウンベラータの育て方】水やり頻度や葉焼けの対処法は?
2024/8/22
フィカス ウンベラータの基本情報
科・属 | クワ科フィカス属 |
タイプ | 常緑中高木(樹高5〜10m) |
生育適温 | 25℃前後(耐寒温度:10℃) |
置き場所 | 直射日光を避けた日当たりのいい場所 |
水やり | 春から秋は表土が乾いたら、冬は控えめ |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
フィカス ウンベラータは室内で育てやすい観葉植物
Photo by ヌマ餃子さん@GreenSnap
フィカスの1種である「ウンベラータ」は大きなハート型の葉が特徴の観葉植物です。育てやすさはもちろん、その個性的な幹曲がりのおしゃれさから、初心者にもマニアにも広く人気を博しています。
かなり生育旺盛で、春であれば葉っぱを一枚も残さず枝だけの状態に剪定しても、どんどん芽吹いて夏にはよく茂ります。
ちなみに風水では、ハート型の葉の観葉植物を縁起がいいとし、室内のよく目に付く場所に置くことで運気が上がるとされています。
フィカス ウンベラータの育て方
フィカス ウンベラータの育て方のポイントは、直射日光に当たらないよう置き場所に気をつけることです。
フィカス ウンベラータの葉は薄いため葉焼けを起こしやすいです。窓ガラス越しでも長時間強い日差しに当たらないよう気をつけましょう。夏場はレースカーテン越しの日光がちょうどいいです。
春から秋はよく成長するため、水切れには要注意。表土が乾いたらたっぷり水やりをしましょう。ただし、真夏の時期など、室内が暑くなることがある場合は、昼間の時間帯の水やりは避けましょう。
なお、2〜3ヶ月に1度の頻度で、観葉植物用の肥料を与えるとなおいいです。
フィカス ウンベラータの冬の育て方(冬越し)
冬になったら、水やりを表土が乾いてから2〜3日後に与える程度に頻度を落とし、肥料もストップしましょう。葉が乾燥しやすいので、葉水(霧吹き)を葉にかけてあげると元気に育ちます。
もともとフィカス ウンベラータは観葉植物のなかではやや寒さに強いほうですが、とはいえ耐寒性が強いともいえません。
冬は約10℃ほどまで耐えてくれるので、関東以西の地域で室内に置いているのであれば、特別な対策をせずとも冬越しできるでしょう。
寒冷地ではこのほか、鉢カバーをつけたり夜間は暖房がきいた部屋に移動するといいです。まれに寒さで葉を落としますが、適度な水やりをしていれば枯れることはないので、春になればまた芽吹いてくれます。
フィカス ウンベラータの育て方に関するよくある質問
ウンベラータの成長速度はどれくらい?
ウンベラータは本来、最大10mほどにもなる高木なので生育旺盛です。室内用では1〜2mほどに仕立てるほうが管理しやすいですが、1年で20cmも伸びることがあるので定期的に植え替えや剪定しましょう。
ウンベラータの耐陰性はどれくらい?日陰でも育つ?
フィカス ウンベラータは日陰に強いです。昼間、電気をつけずに読書ができる程度の明るい日陰なら問題なく育ちます。
やや不調がみられるときや、早く大きくしたいときなど直射日光を避けた柔らかい日向に置きましょう。1週間のうち4〜5時間日光浴させるだけでもだいぶ元気に育ちます。
ウンベラータが葉焼けしたらどうすればいい?復活できる?
ウンベラータに限らず、一度葉焼けしたら元の状態に戻すことはできません。黄色や茶色に変色がはじまっている場合は、葉焼けした部分を切り落としましょう。
ただし、もし初期症状で葉の色素が薄まってきた程度であれば、復活する可能性もあります。徐々に日差しの強いない場所へ移動させてみましょう。
フィカス ウンベラータの育て方は直射日光を避けることが大事
フィカス ウンベラータは育てやすい観葉植物なので、直射日光に当て続けなければ元気に育っていきます。基本的に乾燥には強いですが多湿を好むので、夏は水切れに注意しましょう。
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