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【ツピタンサスの育て方】剪定や曲げ方のコツは?風水や花言葉もご紹介!

2024/3/13

ツピタンサスの基本情報

科・属 アラリア科/ツピタンサス属
分類 多年草
耐陰性 高い
耐寒性 やや低い(耐寒温度:5℃以上)
置き場所 日当たりと風通しの良い場所
肥料 春から秋にかけての生育期に液体肥料を月に1~2回

ツピタンサスとは

ツピタンサス

Photo by s o l o さん@GreenSnap

ツピタンサスは、インドからマレー半島にかけての熱帯アジア原産の観葉植物です。耐陰性があるため室内でも育てやすく、大きく光沢のある掌状の葉が特徴的で、インテリアとしても人気があります。

下葉も落ちにくいため管理が楽で、大株は枝を曲げて楽しむこともできます。

ツピタンサスの育て方

置き場所・日当たり

ツピタンサスは耐陰性がありますが、室内で楽しむ場合は窓ガラス越しの日光に当てるなど、できるだけ明るい場所に置くと健全に育ちます。ただし、真夏の直射日光は避けてください。

春から秋はは屋外に置くこともできますが、いきなり環境を変えると弱ることもあるので、だんだんと日光に慣らさせるよう、段階的に移動していきましょう。

水やり

ツピタンサスの水やりは、鉢土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと水を与えるのが基本です。とくに夏は鉢土が乾きやすいため、毎日のように水やりが必要ですが、冬は休眠期になるので乾かし気味に管理してください。

肥料

ツピタンサスの肥料には、観葉植物用の緩効性固形化成肥料がおすすめです。春から秋の生育期間中に、2ヶ月に1回を目安に置き肥しましょう。

剪定

ツピタンサスの剪定時期は春から秋の生育期間中に行いましょう。あまり葉が茂るような植物ではないので、樹形を変えたいとき以外は剪定をしなくても大丈夫です。

もし徒長して伸びすぎている枝がある場合は、根本から切り落としてください。

植え替え・土

ツピタンサスは2〜3年に1回の頻度で、春から秋の間に植え替えをしましょう。植え替えをせずに長年育てると、根詰まりや根腐れで弱ることがあるので気をつけてください。

植え替えをするときは、一回り大きい鉢を用意し、鉢底ネット・鉢底石を敷き詰めたら、市販の観葉植物用の培養土を使って植えていきましょう。

古い鉢からツピタンサスを取り出し、半分ほど根をほぐして古い土を落としてください。このとき黒っぽい根があれば取り除いてから植えるといいです。

冬越し

ツピタンサスは5℃以上で冬越しできます。冬場は室内の窓ガラス越しの日光に当てながら育てるようにしましょう。夜間の気温低下には気をつけてください。

また、気温10度以下になると休眠期に入るので、肥料はやめて水やりも控えめに頻度を落としてください。

病気・害虫

ツピタンサスは過湿による根腐れや、アブラムシなどの害虫に注意が必要です。室内の通気性が悪い場合は、サーキュレーターを回すなど工夫しましょう。

ツピタンサスの花言葉と風水効果

ツピタンサスの花言葉は「幸福」です。縁起がいい花言葉なのでお祝いに贈るのにもおすすめの観葉植物といえるでしょう。

また風水では、ツピタンサスのような緩やかにカーブして下向きに葉を垂らすようにつける植物には、人間関係を円満にしたりリラックスをもたらす効果があるとされています。

リビングにおけば家庭運UPなどの効果もあるので、ぜひツピタンサスの風水効果を取り入れてみてください。

ツピタンサスについてよくある質問

枝の曲げ方を教えて!

ツピタンサスの幹の曲げ方は難しくはありませんが、必ず幹が木質化する前の緑色の状態のときに行うようにしましょう。

園芸用ワイヤー1mmほどの太さのものを用意し、若い枝に螺旋状に巻いたら、好みの形に曲げ癖をつけていきます。最初のうちはワイヤーの硬さに負けて曲がりが戻ってしまうので、支柱をつかってくくりつけるなどの補助も必要です。

しっかりとした曲がり幹をつくるには1年以上かかることもありますが、気長に手入れして育てましょう。

枯れる原因と復活方法は?

ツピタンサスが枯れる主な原因には、水やりの過不足、日光不足、病害虫の発生などが挙げられます。

まず一番にチェックすべきなのは土と根の状態です。表土や鉢穴から根が出ていたら根詰まりしているので、早めに植え替えてください。また葉が黄色く変色している場合、根腐れなどの原因も考えられるので土をチェックしてみましょう。

土に問題がなく、株全体をみても虫や病気が見られない場合は、日光不足の可能性があります。少しずつ日当たりのいい場所に移動させるか、植物用の栽培ライトを設置して対策しましょう。

ツピタンサスを育ててみよう!

ツピタンサスは育てやすい観葉植物で、インテリアとしても魅力的です。室内でも元気に育ち、大株になれば曲がり幹も楽しめるのでぜひ育ててみてください。