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【トレニアの育て方】冬越しはできる?切り戻しの時期は?

2024/3/13

トレニアの基本情報

科・属 アゼトウガラシ科ツルウルクサ属(トレニア属)
分類 一年草、多年草
植え付け時期 4〜8月
開花時期 4〜10月
置き場所 日当たりと風通しのよい場所
肥料 元肥:必要/追肥:必要

トレニアとは

トレニアPhoto by タッキーさん@GreenSnap

トレニアは、アゼトウガラシ科ツルウルクサ属の多年草ですが、寒さに弱く、日本では一年草として扱われる品種が多いです。草丈は20〜30cmほどで、こんもりまとまる「立性」と横に広がる「ほふく性」があります。

開花時期は4〜10月と長く、花色は紫やピンク、白、黄、複色などさまざまです。暑さに強いので夏の草花として寄せ植えに人気があります。

トレニアの育て方

日当たり

トレニアは日当たりと風通しのよい場所を好みます。ただし、真夏の西日といった強い日差しは避けてください。また、耐陰性も多少あるので、明るい日陰でも育てることができます。

水やり

トレニアの水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。トレニアは暑さに強いですが乾燥には弱いので、とくに夏場は水切れに注意してください。

種まき・植え付け

種まき

トレニアの種まきは5月が適期で、発芽適温は20〜25℃です。種が細かいので、ピートバンと市販の種まき専用土を使うとよいです。種をまいてうすく覆土したら、日陰で土が乾かないように管理します。

発芽したら、葉が重ならないように間引いて、本葉が3〜4枚ほどになったらビニールポットに鉢上げして育苗します。

植え付け

トレニアの苗の植え付けは、4〜8月が適期です。種まきから育てて育苗している場合は、本葉が8〜10枚になった頃を目安に植え付けをします。株間は20〜30cmほど空けるようにしましょう。

用土

トレニアは水はけのよい土を好み、市販の花と野菜の土や赤玉土7:腐葉土3の配合土が使えます。

肥料

トレニアの肥料は、植え付けの際に元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。追肥は、開花中2週間に1回、液体肥料を与えます。

開花時期が長いので、肥料切れしないように定期的に追肥をしましょう。

切り戻し・剪定

トレニアの剪定は6〜8月が適期で、1/3〜1/2ほど切り戻しをします。夏に切り戻しをして株をリセットすることで、秋にまた花を楽しむことができます。また花がらは種をつける前に、こまめに摘み取るようにしましょう。

夏越し・冬越し

真夏は西日など強い日差しを避け、半日陰や明るい日陰で管理するとよいです。

また一年草のトレニアは冬に枯れてしまうため、冬越しの必要はありません。多年草のトレニアは、室内や温室に移して冬越しをします。

病気・害虫

病気は、灰色かび病に注意します。多湿の状態が続くと発生しやすくなるので、日当たりと風通しのよい場所で育てて予防します。

害虫は、アブラムシやハダニに注意し、見つけたらすぐに駆除します。

植え替え

トレニアは一年草のため、植え替えは必要ありません。

トレニアの育て方まとめ

トレニアPhoto by さきざるさん@GreenSnap

トレニアは、乾燥に弱く水切れに注意ということを覚えておけば、初心者でも育てやすい草花です。また、寒さ対策をすれば冬越しができる多年草タイプのトレニア・コンカラーという品種も最近は人気がありますよ。ぜひこの記事を参考にトレニアを育ててみてくださいね。