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【テーブルヤシの育て方】枯れる原因、巨大化させない方法、植え替え時期は?

2024/8/16

テーブルヤシの基本情報

科・属 ヤシ科テーブルヤシ属
タイプ 常緑低木
栽培温度 10〜25℃前後(耐寒温度:5℃)
置き場所 直射日光を避けた日当たりのいい場所
水やり 春から秋は表土が乾いたら、冬は控えめ
肥料 5〜10月の間に緩効性肥料を2ヶ月に1回

テーブルヤシは室内で育てやすい観葉植物です

テーブルヤシPhoto by クロマルさん@GreenSnap

テーブルヤシはヤシ科の中でも小型で育てられる観葉植物です。鉢植えで育てると20〜50cm程度でほどよくまとまり、日陰にも強いので室内に飾りやすいことから、テーブルヤシという名前がつけられました。

細い葉が羽のようにつらなり、ふんわりと広がる涼しげな様子は、リゾートインテリアや和風インテリアなどにも人気です。

テーブルヤシの育て方

テーブルヤシの育て方では、春から秋にかけて表土が乾いたらたっぷり水やりするのが基本です。とくに夏場は水切れで枯れやすいので注意しましょう。

日陰には強いですが、ときおり柔らかい日に当てるとより元気になります。強い日差しによる葉焼けには注意です。 肥料は植え替え時に緩効性肥料を混ぜるか、生育期だけ液肥を与えてください。

テーブルヤシの冬の育て方(冬越し)

テーブルヤシは冬場、休眠期といって活動を停止する時期に入ります。

休眠中はエネルギーを必要としないので、だいたい11月以降の秋口から水やり頻度を落として、冬は土が乾いてから4〜5日後に水やりする程度にしましょう。肥料も春まではストップします。

冬はガラス越しの日光に当てるくらいがちょうどいいですが、夜間はかなり気温が下がるので保温性のある鉢カバーをまいたり、夜間だけ移動するなどして対策しましょう。

テーブルヤシの育て方に関するよくある質問

テーブルヤシが枯れる原因は?

テーブルヤシ 枯れる

テーブルヤシが枯れる原因の多くは、「葉焼け」か「根腐れ」です。

直射日光に当てなければ葉焼けは起きないと思われがちですが、テーブルヤシのような常に室内に置いている観葉植物の場合、ちょっとした環境の変化・日光量の変化で葉焼けが起きやすいです。

葉焼けした葉は元には戻らないので、なるべく根本から清潔なハサミで切りましょう。

また、春から秋、とくに夏の水切れには注意が必要ですが、水やりをしすぎると根腐れで枯れることがあります。水やりはかならず表土が乾いてから与えましょう。

根腐れしてしまったときは、植え替えをして腐った根をとりのぞき、新しい土に植え替えてください。

葉茎が伸びすぎ!大きくなりすぎたときはどうすればいい?

テーブルヤシは小さいまま育つと思われがちですが、実際は成木になると3mほどにまで成長します。そのため、植え替えのときにどんどん鉢を大きくしていくと、それにともなって大きく成長してしまいます。

大きくなりすぎてしまったときは、株分けをするか、大きく長く伸びた茎元をたどって、根本から切って調整してあげるといいです。

テーブルヤシを巨大化させないで育てるには?

テーブルヤシを巨大化させずに、小さいまま育てたいのであれば、

  • 植え替えのときに根を3分の1切り落とし、同じサイズの鉢に植える
  • 肥料を規定量より少なめにして育てる
  • 常時日当たりのいい場所には置かず、明るい日陰で管理する

以上の3点に注意しながら育てるといいです。

テーブルヤシの植え替え時期はいつ?

テーブルヤシの植え替えは、6〜10月の間で真夏を避けた時期に行いましょう。成長速度はゆっくりであるため、植え替え頻度は2〜3年に1度程度です。

テーブルヤシの育て方を覚えて育ててみよう

テーブルヤシは初心者向きの観葉植物です。水やりには注意が必要ですが、土を使わないテーブルプランツシリーズのテーブルヤシなら、水やりも一目でわかって清潔に育てられるのでおすすめです。

ほかにもGreenSnapSTOREでは、さまざまなサイズ、鉢のテーブルヤシをとりそろえているます。購入後に無料で相談できる育て方サポートもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。