【シンゴニウムの育て方】伸びすぎたらどう剪定する?植え替え時期は?
2024/9/9
シンゴニウムの基本情報
科・属 | サトイモ科シンゴニウム属 |
タイプ | 常緑多年草 |
栽培温度 | 20~30℃程度が適温 |
置き場所 | 日当たりがよい場所に置く |
水やり | 春〜秋の間はこまめに水やりする。冬は控えめ。 |
冬越し | 鉢植えの場合は室内に移動させて、成長が止まったら水やりを控える。 |
シンゴニウムの育て方はかんたん!
Photo by yoriさん@GreenSnap
シンゴニウムとは、ハート型の葉が美しい観葉植物。種類によって葉の色や模様などもさまざまで、おしゃれな雰囲気なことから人気があります。
シンゴニウムは5~7月頃になると仏炎苞の白い花を咲かせ、一年を通して観賞が楽しめます。コンパクトな見た目がかわいらしく、鉢植えで育てることでスタイリッシュなインテリアにもおすすめ。
耐寒性はやや弱めですが、比較的育てやすい観葉植物です。
シンゴニウムはどこに置くといい?
シンゴニウムは寒さに弱く、暑さに強い傾向があるので、一年を通して15℃以上を保てる日当たりのいい部屋に置くのが理想です。
ただし、直射日光を嫌うため、レースカーテン越しの窓際もしくは明るい日陰に置きましょう。
シンゴニウムの水やり!葉っぱに水をかけるとどうなる?
シンゴニウムの生育期にあたる春〜秋は、土の表面が乾燥したら水やりをします。寒くなったら週1~2回ほどに減らしていきましょう。
なお、生育期は湿気のある環境を好むため、葉っぱに水をかけてあげるのもおすすめです。葉水することで、葉っぱを乾燥から守ることができます。
シンゴニウムの冬越し!冬になると枯れる?
シンゴニウムは熱帯アメリカが原産の植物なので、暑さには強いですが寒さが苦手ですが、冬も室内で管理していれば枯れることはありません。
屋外で管理している場合は、気温15℃を下回るようになったら、徐々に室内の環境に慣らし、10℃以上を保てる部屋で管理しましょう。
生育期はこまめに水やりしますが、冬場は控えめにすることが大切。冬に水やりしすぎると枯れてしまうため、葉水する程度で問題ありません。
また、暖房の風が直接当たると葉が傷んでしまうことから、暖房の風に当たらないように管理するとよいです。元気がないと感じたら、レースカーテン越しの窓際に置いて様子をみましょう。
シンゴニウムの育て方についてよくある質問
Photo by S.Sさん@GreenSnap
シンゴニウムは肥料をあげたほうがいい?
シンゴニウムは必ずしも肥料を必要としません。ただし、葉の色艶が悪い時などは、10日に1回のペースで希釈した液肥または緩効性の置き肥を施すとよいでしょう。
シンゴニウムが伸びすぎたらどう剪定する?
シンゴニウムは横に成長する性質があり、茎が伸びすぎてしまったり葉が増えすぎてしまうことがあります。その場合は、伸びすぎた茎をハサミでカットして、コンパクトに剪定しましょう。
シンゴニウムの生育期なら、カットしても新芽が出てきます。
シンゴニウムの茎が伸びすぎると葉も大きく成長していき、全体的に大きくなっていきます。そのため、シンゴニウムが大きくなりすぎたら、挿し木や株分けなどの増やし方で増やしても楽しめますよ。
シンゴニウムの植え替え時期と方法は?
シンゴニウムの植え替えは5~9月頃が適期で、1年に1~2回のペースをおすすめします。古い鉢からシンゴニウムの株を取り出し、腐った根などをカットしましょう。
その後、一回りほど大きな鉢の底に鉢底石を入れてから土を入れた状態で、シンゴニウムの株を置きます。株に土をかぶせて、隙間を埋めていきましょう。
シンゴニウムなどの観葉植物はおしゃれな鉢に植え替えるだけで雰囲気もガラリと変わるので、鉢選びも大切です。また、鉢が大きすぎると生育に悪い影響が出やすいことから、植え替える鉢の大きさには気を付けましょう。
シンゴニウムは植え替えないと根詰まりを引き起こすことがあるので、定期的に植え替えて元気よく育ててくださいね。
シンゴニウムの支柱の立て方は?
シンゴニウムは、支柱を使うことですらっとした見た目に育てることができますよ。支柱はヘゴ仕立てがおすすめ。支柱の立て方は簡単で、鉢の中心に支柱を立てたらつるを支柱に絡ませていきます。その後もシンゴニウムのつるが自然と支柱に巻きついていき、バランスよく育ちますよ。
シンゴニウムは半つる性の植物なので、つるを伸ばしながらどんどん成長します。そのため、つるを垂らしながら育てたい場合は、支柱を使わずにハンギングバスケットなどで楽しむこともできますよ。
シンゴニウムの葉が変色してきた!ピンクにするには?
シンゴニウムは品種によって、ピンクのかわいらしい葉っぱが特徴です。このピンク色をきれいに保つには、直射日光は避けつつ、なるべく日当たりのいい場所へ置くことが大切です。
シンゴニウムが伸びすぎても剪定すればOK!
シンゴニウムは爽やかな見た目が美しい観葉植物。初心者でも育てやすく、おしゃれなインテリアとしても人気。初夏になれば白い花が楽しめるので、一年を通して観賞が楽しめますよ。
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