【ストレリチアの育て方】葉が丸まる、枯れる原因なども徹底解説
2023/2/16
ストレリチアの基本情報
科・属 |
ゴクラクチョウカ科ゴクラクチョウカ属(ストレリチア属) |
タイプ |
常緑多年草 |
栽培温度 |
15~30℃程度が適温。5℃以下の場合は室内で管理。 |
置き場所 |
温暖な環境が適している。日当たりと風通しのよい場所に置く |
水やり |
庭植えの場合はほとんど不要。鉢植えの場合、冬は一週間に1~2回程度に控える。 |
肥料 |
4月〜9月の間 |
冬越し |
気温2~3℃以上の環境なら可能 |
ストレリチアとは?
Photo by Hana*2さん@GreenSnap
ストレリチアは、エキゾチックな雰囲気が漂う観葉植物。南アフリカが原産で、南国にいる美しい鳥のように見えることから「極楽鳥花」という和名がつけられています。
ストレリチアは葉が横に広がりながら成長し、華やかな印象なので地植えはもちろん室内のおしゃれなインテリアや切り花としても楽しめますよ。
ストレリチアの育て方
ストレリチアの育て方は、できるだけ日当たりのよい場所で育てることが大切です。日陰に弱いことから一年を通して室内で育てることは難しく、少なくとも週2〜3回は日光に当てるようにしましょう。
水やりは春から秋にかけては土の表面が乾燥したらたっぷり与え、肥料も春から秋の間に観葉植物用の置き肥または液体肥料を与えます。
ストレリチアの花を咲かせる育て方
Photo by ミイちゃんママさん@GreenSnap
ストレリチアは5~10月頃になると、鮮やかなオレンジ色の花を咲かせます。きれいな花を楽しむためには、日頃から日光が当たる場所で育てることです。その他、生育期に肥料をしっかり与えることもポイントですよ。
ストレリチアの花はユニークな形で、二枚の葉が合わさるような新芽が出てくれば花が咲くタイミング。この時期を見逃さないようにしてくださいね。ストレリチアは、一度花が咲き始めると長い期間楽しめるのも魅力です。
ストレリチアの育て方についてよくある質問
Photo by 小野 芋子さん@GreenSnap
葉が丸まる原因と対処法は?
ストレリチアの葉が丸まる理由はいくつかあり、水不足や日照不足、乾燥や直射日光に当たることが主な原因です。
室内で育てていると日照不足になりがちなので、意識して明るい場所に移動させましょう。また、冷房や暖房の風に当たると乾燥しやすいことから、風が直接当たらないように工夫したり、適度に葉水するとよいですよ。
そのほか、夏場は特に直射日光が強いため、日当たりを調整することで葉が丸まることを予防できます。
ストレリチアの寿命は管理の仕方によっても変わりますが、10年以上育つこともあり、株分けするとそれ以上楽しめますよ。その他、ストレリチアは枯れた葉や古い葉を根元から剪定することで、美しい見た目を維持できます。
植え替えの時期はいつ?
ストレリチアの植え替えは、4~10月頃がおすすめです。以下の方法を参考に、植え替えをしてみてくださいね。
- 作業する前に水やりを控えて、土を乾燥させます。
- 作業する場所にビニールシートを敷きます。
- 用意した鉢の底穴に鉢底ネットと鉢底石を順番に敷きます。
- 土を鉢の1/3ほどまで入れます。
- 古い鉢からストレリチアを引き抜いて、根の土を手でやさしく揉んで落とします。
- 剪定バサミで腐った根や長い根を切ります。
- 鉢の中心にストレリチアの株を置いて、縁から2〜3cm下まで土を入れます。
- 土の表面を割りばしなどでつつき、根の隙間まで土を入れていきます。
- 最後にたっぷりと水やりをします。
葉が枯れる原因は?
ストレリチアが枯れる原因はいくつかありますが、一番多いのは水の与えすぎです。そうすると根腐れを引き起こして、ストレリチアを育てることに失敗してしまいます。その他、ストレリチアはハダニなどの害虫が発生することで枯れてしまうこともあるんです。ハダニは葉水することで予防できるので、試してみることをおすすめします。
地植えでも育てられる?
ストレリチアは地植えでも育ち、温暖な地域では冬越しもできます。ユニークな見た目なので、お庭のアクセントにもぴったりですね。
ストレリチアを育ててみよう!
ストレリチアの育て方は難しくはなく、日当たりや水やりなどのポイントを抑えることで元気よく育ってくれます。インパクトのある見た目がなんとも魅力的で、地植えや鉢植えでおしゃれに楽しめますよ。
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