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【スターチスの育て方】種まきの時期は?やり方は?

2024/2/14

スターチスの基本情報

科・属 イソマツ科イソマツ属
分類 一年草、二年草、多年草、半低木
植え付け時期 3〜4月、10〜11月
開花時期 5〜7月
置き場所 日当たりと風通しのよい場所
肥料 元肥・追肥:必要

スターチスとは

スターチスPhoto by りっちゃんさん@GreenSnap

スターチスは、イソマツ科イソマツ属の多年草で、種類によっては低木に分類されるものもあります。原産地は地中海〜小アジアで耐暑性が弱く、日本では一年草として扱うこともあります。

草丈は60〜80cmほどで、5〜7月頃に開花し、赤やピンク、白、黄色、紫などと花色も豊富です。また小さい花がまとまって咲くため見栄えがよく、切り花ドライフラワーにしてもも長く楽しめるので人気があります。

スターチスの育て方

日当たり

スターチスは日当たりと風通しのよい場所を好みます。高温多湿は苦手なため、夏の直射日光は避け、雨に当たらないようにしましょう。

水やり

スターチスは過湿を嫌い、乾燥気味に育てます。地植えの場合、水やりの必要はありません。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。とくに、つぼみの付く3〜4月は水やりの頻度を減らして、乾かし気味に管理します。

種まき・植え付け

スターチスの種まきは、10〜11月が適期で、発芽適温は10〜25℃です。種まきは、育苗箱にばらまきし、薄く土を被せます。10日前後で発芽し、本葉が2〜3枚になったら生育のいい株をポットに植え替えて育苗します。

植え付けは、3〜4月、または10〜11月が適期で、根を傷つけないように注意して行います。霜に弱いため、植え付けが遅れてしまった場合は、3〜4月に植え付けをしてもよいです。

用土

スターチスは、水はけがよく肥沃な土壌を好みます。市販の草花用の培養土や赤玉土6:腐葉土3:川砂1を混ぜた配合土が使えます。

肥料

スターチスの肥料は、植え付け時に元肥として緩効性肥料を土に混ぜ込みます。追肥は、3〜5月に緩効性肥料を控えめに施します。ただし、肥料が多いと花つきが悪くなるので、生育に問題がない場合は与えないでよいでしょう。

切り戻し・剪定

終わった花があれば早めに花茎の元から切り取ります。またドライフラワーにする場合は、満開になる前に切り取ると発色がよくなります。

夏越し・冬越し

スターチスは高温多湿に弱く、暖地では夏越しすることは難しいです。ただし、寒冷地では日本でも夏越しできることがあります。直射日光を避け、雨が当たらず風通しのよい日陰で管理しましょう。

冬は、霜に当たらないように軒下に移動したり、マルチングをして霜よけをします。また苗で冬越しするものは、寒さに当てないようにしましょう。

病気・害虫

病気は、立ち枯れ病や灰色かび病に注意します。日当たりと風通しのよい場所で育てて、多湿にならないようにして予防します。

病気は、アブラムシやアオムシに注意して、発見しだいすぐに駆除しましょう。

植え替え

スターチスの植え替えは、3〜4月、または10〜11月が適期です。多年草のスターチスは一年に一度、一回り大きな鉢に植え替えます。

スターチスの育て方についてよくある質問

スターチスの花が咲かないのはどうして?

スターチスは、冬の寒さに当たらないと春に花を咲かせない性質があります。冬に暖房の効いた室内では管理せず、気温15℃以下の環境に1ヶ月ほど置くようにしましょう。

スターチスの育て方まとめ

スターチスPhoto by ゆいの杜ガーデンセンターさん@GreenSnap

スターチスは、高温多湿に弱いので水のやりすぎに注意して育てるとよいです。またスターチスの花に見える部分は萼(ガク)と呼ばれるもので、カサカサしており、ドライフラワーにしても綺麗に色が残りますよ。

ぜひこの記事を参考にスターチスを育ててみてくださいね。