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【大豆の育て方】種まき時期やプランター栽培も合わせて解説!

2024/7/2

大豆の基本情報

科・属 マメ科ダイズ属
栽培難易度 かんたん
植え付け時期 5〜7月上旬
収穫時期 10月下旬〜11月
生育適温 18〜25℃
置き場所 日当たりと風通しのよい場所
肥料 元肥:不要/追肥:必要

大豆とは

大豆

Photo by ポポラスさん@GreenSnap

大豆はマメ科ダイズ属の一年草で、葉は先のとがった卵型をしており、5〜8月に白や紫色の花を咲かせます。「畑の肉」と呼ばれるほどタンパク質がとても豊富で、味噌、醤油、豆腐など日本の食文化に欠かせない食材です。

家庭菜園でも簡単に栽培ができ、夏の実が未熟なときに収穫すれば枝豆として収穫ができます。

大豆の育て方

日当たり

大豆は日当たりと風通しのよい場所で育てます。生育適温は18〜25℃です。

種まき・植え付け

大豆の種まきは5月〜7月上旬が適期で、発芽適温は15〜25℃です。種まきの方法は、まず3号サイズの育苗ポットに種まき用培養土を入れ、指で2cmほどの植え穴をつくります。種を2〜3粒まいたら覆土したら、たっぷりと水やりをします。畑やプランターに直まきをする場合は、株間を20cmほどあけて種まきしてください。

発芽したら1株になるように間引きします。発芽してから2〜3週間ほど経った頃、本葉が5〜6枚になったら株間を30cmほどあけて植え付けができます。植え付けの適期は7月頃です。

用土

大豆は保水性があり、有機質が豊富で粘土質な土を好みます。また、アルカリ性の土壌でよく育ちます。プランター栽培の場合は、花野菜の培養土が使えます。

露地栽培の場合は、植え付け2週間前に苦土石灰を混ぜ込み、弱アルカリ性に調整しておくとよいでしょう。

肥料

元肥は必要ありません。追肥は、草丈が20cmほどになったら株元に緩効性肥料をまいて土寄せをします。さらにその2週間後、1回目と同じように再度追肥と土寄せをします。

大豆の肥料はつるボケしないように、窒素が少なくリンとカリウムの比率が多い肥料を使いましょう。

水やり

種まきをしたあとは発芽するまで水やりは控えめにし、土が乾いたらたっぷりと水やりをします。発芽後、プランター栽培の場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。

露地栽培の場合は、10日ほど雨が降らないようであれば水やりをしてください。とくに開花期は水切れすると実つきが悪くなるので注意しましょう。

剪定

大豆は基本的に剪定の必要はありませんが、本葉が4枚になったら摘心をすることで収量を増やすことができます。

収穫

大豆の収穫は10月下旬〜11月が適期です。葉が黄変して落ちてサヤが茶色く熟した頃に、サヤを振ってカラカラと音が鳴ったら、株ごと引き抜いて収穫をします。収穫後は、風通しのよい場所で2週間ほど乾燥させてください。

病気・害虫

大豆の病気は、菌核病やベト病、立ち枯れ病などに注意します。発症したらなるべく早く対処して、薬剤を使って防除に努めましょう。

害虫は、アブラムシやカメムシ、ヨトウムシなどに注意します。防虫ネットを活用し、発見したらすぐに駆除しましょう。

大豆の育て方まとめ

大豆栽培は比較的とても簡単で、初心者の方でも家庭菜園におすすめの野菜です。また、収穫時期を選べば枝豆としても楽しめるのも魅力的です。ぜひこの記事を参考に、大豆を育ててみてくださいね。