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【スノードロップの育て方】花の特徴や夏越しの方法を紹介

2023/12/12

スノードロップの基本情報

科・属 ヒガンバナ科マツユキソウ属
分類 球根植物
植え付け時期 9〜10月頃
開花時期 2〜3月
置き場所 日当たりのよい場所
肥料 元肥・追肥:必要

スノードロップとは

スノードロップPhoto by まきさん@GreenSnap

スノードロップは、ヒガンバナ科マツユキソウ属の多年草で、球根植物です。開花時期は2〜3月で、ひとつの茎にひとつの花を垂れ下げるようにつけます。大きな花びら3枚とその内側に小さな花びらが3枚あり、日光が当たると外側の花びらを広げ、夜には閉じる性質があります。

スノードロップに似ている植物に「スノーフレーク」という植物があります。スノーフレークは花が釣鐘型で花びらに緑の斑点があり、スノードロップより遅い3〜4月に開花するという違いから見分けることができます。

スノードロップの育て方

日当たり

スノードロップは、日当たりのよい場所を好みます。また、寒さにはとても強く雪や霜に当たっても問題ないので、室内には移動させずに屋外で育てます。しかし、強い風や大雨が降っているときには軒下などに移動させましょう。

水やり

スノードロップを鉢植えで育てている場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。地植えの場合は、基本的に必要ありませんが、雨が降らず乾燥が続くときには水をあげてください。

植え付け

スノードロップの植え付けは、9〜10月が適期です。植え付けるときは、球根を5〜10cmの間隔で深さ5cmほどで浅く植え付けたあと、たっぷりと水をやりましょう。鉢植えでは、直径15cmほどの5号鉢に球根6〜7個を目安にしてください。

用土

スノードロップは、本来落葉樹の下などに生息しており、水はけと保水性のよい土壌を好みます。鉢植えの場合は、市販の草花用培養土が使えます。地植えをする場合は、植え付けの前に腐葉土を混ぜて土づくりをしておきましょう。

肥料

9〜10月の植え付けのときに、元肥として緩効性肥料を用土に混ぜておきます。また花が終わった4月頃にカリ・リン酸の割合が多い液体肥料か緩効性肥料を追肥します。

花がら摘み

スノードロップの花が咲き終わったら、花がらを花茎の付け根から切り取りましょう。花がらを摘み取ることで、種で余分な栄養を取られないようになります。

夏越し

6月頃に茎や葉が黄色く枯れてきたら休眠のサインです。スノードロップの球根は掘り上げずに植えっぱなしにして夏越します。

鉢植えの場合は、軒下など日陰に移して、水やりを続けます。地植えの場合は、高温と乾燥から保護するために敷きわらでマルチングをし、日照りが続いて地面が乾燥したら水やりをしてください。

病気・害虫

スノードロップは病気・害虫の心配はほとんどありません。ただし、まれに花びらに灰色のかびがつく灰色かび病にかかることがあります。病気と思われる部分を取り除き、日当たりがよく風通しのよい場所で管理するようにしましょう。

植え替え

スノードロップの植え替えは、9〜10月が適期で、2〜3年に1回球根が増えて鉢がいっぱいになってきたら植え替えをします。

スノードロップの育て方まとめ

スノードロップは、ひとつひとつ可憐な花を咲かせますが、見かけによらず丈夫で育てやすく寄せ植えでも活躍してくれますよ。今回の記事を参考にぜひスノードロップを育ててみてくださいね。