【シレネの育て方】種まきの時期は?冬越しは?
2024/2/14
シレネの基本情報
科・属 | ナデシコ科シレネ属 |
分類 | 一年草、多年草、低木 |
植え付け時期 | 3〜5月、9〜10月 |
開花時期 | 5〜8月 |
置き場所 | 日当たりのよい場所 |
肥料 | 元肥:不要・追肥:必要 |
シレネとは
Photo by えぬさん@GreenSnap
シレネは、ナデシコ科シレネ属に属する植物で、約300種確認されています。一年草や多年草、低木など種類によって性質や生育環境はさまざまです。5〜8月にかけて白やピンク色の花を咲かせます。
一年草の品種はムシトリナデシコやシロバナシレネが、多年草の品種はユニフローラやペンデュラなどが代表的です。また、乾燥に強くロックガーデンに適した品種も多いです。
シレネの育て方
日当たり
シレネは基本的に日当たりを好みます。ただし、高温多湿に弱い品種もあるため、夏は明るい日陰で管理するとよいでしょう。
水やり
鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷりと水やりをします。シレネは乾燥を好み、過湿は根腐れの原因となるため、水やりは月に数回程度が目安です。
地植えの場合は、降水に任せて水やりの必要はありません。
種まき・植え付け
シレネの種まきは、3〜4月、または9〜10月が適期です。
シレネは水はけのよい土を好むので、種まきの土も山野草の土でもよいです。種をまいたら軽く土を被せます。
植え付けは3〜5月、または9〜10月が適期です。
用土
シレネは水はけのよい弱アルカリ性の土を好みます。赤玉土と腐葉土の配合土にピートモスを混ぜて酸度調整をするとよいでしょう。
肥料
シレネは肥料をあまり必要とせず、地植えの場合は必要ありません。鉢植えの場合は、9〜5月に緩効性肥料を定期的に与えるとよいです。
切り戻し・剪定
花が終わったらすぐに花がらを摘み取ることで、花つきがよくなり長く花を楽しめます。
夏越し・冬越し
シレネの高温多湿が苦手な品種は、風通しのよい半日陰などなるべく涼しい場所に移して育てます。
シレネは耐寒性が強く、気温0〜5℃ほどであれば冬越しできます。ただし、霜に当たると傷むことがあるため、寒冷地では軒下に移したり、マルチングをして対策をしましょう。
病気・害虫
病気の被害はあまりみられません。
害虫はアブラムシに注意します。春と秋に発生しやすいため、定期的にチェックし、発見しだい取り除くか薬剤で対処します。
植え替え
シレネの植え替えは3〜5月、または9〜10月が適期です。多年草タイプは数年に1回、株分けをかねて植え替えをします。一年草タイプは植え替えの必要がありません。
シレネの育て方まとめ
Photo by ももかさん@GreenSnap
シレネは乾燥に強く、一方で高温多湿には弱い性質があります。水やりや夏の管理に注意して育てるとよいでしょう。また品種がたくさんありそれぞれ特徴も異なるので、お気に入りの品種を探して見るといいですよ。
ぜひこの記事を参考にシレネを育ててみてくださいね。