シランの育て方|植え替え方法や株分の時期はいつ?
2024/5/31
シランは日本の里山によく自生する可愛らしい花です。白やピンク、紫色の花を咲かせる姿は春から初夏の風物詩として親しまれています。今回は、シランの基本情報から育て方のポイントまでを詳しく解説します。初心者の方も安心して育てられるよう、わかりやすく説明していきます。
シランの基本情報

Photo by フーンさん@GreenSnap
科・属 | ラン科/シラン属 |
分類 | 多年草 |
植え付け時期 | 3月〜4月、9月〜10月 |
開花時期 | 5月〜6月 |
置き場所 | 日当たりと風通しの良い場所 |
肥料 | 元肥・追肥が必要 |
シランの育て方
置き場所・日当たり
シランは日光を好む植物で、とくに生育期の春から秋にかけては十分な日光が必要です。庭植えの場合、少なくとも午前中は日が当たる場所を選びましょう。鉢植えの場合は、夏は半日陰で、それ以外の季節は日当たりの良い場所に置いてください。
植え付け
シランは種からも増やせますが、一般的には株分けや地下茎の分球で増やします。植え付けは3〜4月か9〜10月が適期で、新芽が鉢口から1/3ほど出るくらいの深さに植えます。
用土
シランの用土は、赤玉土と腐葉土を6:4の割合で混ぜたものがおすすめです。市販の花や野菜の培養土でも問題ありません。
肥料
シランは元肥として緩効性の化成肥料を与えると良いでしょう。追肥は4月〜6月、9月〜10月に液体肥料と置き肥を与えます。
水やり
シランは湿り気のある土を好みますが、乾燥にも耐えられる強さがあります。鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
切り戻し・剪定
シランは咲き終わった後に枯れた花茎を取り除くと、見た目をきれいに保てます。
病気・害虫
シランは病気に強い植物ですが、ナメクジやアブラムシに注意が必要です。
植え替え
シランは2〜3年に1回植え替えをして根詰まりを予防すると良いでしょう。植え替えの時期は、3〜4月、もしくは10月〜11月ごろが適しています。
地植えの場合も、2〜3年に1度の頻度で株分けをすると健やかに育ちます。
シランの育て方まとめ
シランは日光を好む植物で、季節の風物詩として親しまれています。日当たりと風通しの良い場所で育てると、美しい紫色の花を楽しめます。初心者の方も安心して育てられるよう、わかりやすく説明しました。