sp logo
カート

キーワードで商品を探す

【シュロチクの育て方】植え替えの時期は?伸びすぎたときの剪定方法は?

2024/2/28

シュロチクの基本情報

科・属 ヤシ科/カンノンチク属
分類 多年草
耐陰性 高い
耐寒性 やや高い(耐寒温度:-5℃まで)

シュロチクとは

シュロチク

Photo by SHINOSAN NO NIWAさん@GreenSnap

シュロチクは細長い葉を持ち、和風から洋風のインテリアにも合うヤシ科の観葉植物です。室内・屋外ともに育てられ、生命力も高いことから初心者にもおすすめです。日本では古くから親しまれ、緑の宝石とも称されます。

シュロチクの育て方

置き場所・日当たり

半日陰で育つシュロチクは、直射日光を避けた明るく風通しのよい場所を好みます。室内では窓辺の近くが理想的で、屋外では軒下など直射日光が当たらない場所に置くと良いでしょう。

水やり

シュロチクに水やりをするときは、春から秋の間、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。

とくに夏場は水分蒸発が激しいため、水やりの頻度を増やすことになりますが、土が乾く前に水やりをすると根腐れを起こすので気をつけてください。冬は休眠するため控えめにします。

肥料

シュロチクはあまり肥料を与えずとも育ちますが、生育期の春から秋にかけては、2ヶ月に1回程度、固形の緩効性肥料を土の上に置いて与えるといいです。冬は肥料を控えてください。

植え替え・土

シュロチクは2~3年に1度、春か秋に植え替えをしましょう。土は市販の観葉植物用培養土を用意してください。

剪定

シュロチクを剪定するときは4〜10月の間で行ってください。大きく樹形を変えたりしない限りは、伸びすぎた枝や枯れた葉を中心に剪定するのみで大丈夫です。混み合っているようであれば茎の根本から切って風通しをよくしてあげましょう。

夏越し・冬越し

シュロチクは夏は高温多湿を避け、風通しの良い場所で管理して夏越しをしましょう。30度以上になる猛暑時期は屋外のシュロチクも屋内にしまってあげるといいです。一方、冬越しについては耐寒性がありますが、霜が降りるような寒冷地では室内に取り込むと安心です。

病気・害虫

春から秋の間はカイガラムシやハダニに注意し、発見次第、取り除いて殺虫スプレーをかけるなど対策を行ってください。

シュロチクについてよくある質問

花が咲いたらどうする?

シュロチクは滅多に花を咲かせることはないので、もし花が咲いたらとても幸運です、咲いている間はとくに手入れの必要はありません。花が終わった後は、早めに枯れた花を優しく取り除いて、種子の形成を防いで株全体にエネルギーがまわるようにしましょう。

枯れる原因と復活方法は?

シュロチクが枯れる原因としては過湿や乾燥、直射日光が当たっているなどがあげられます。 シュロチクが枯れてしまった場合、まずは土の湿度をチェックし、過湿または乾燥していないか確認してください。過湿の場合は水やりを控え、根腐れしているようであれば早めに植え替えをしましょう。乾燥している場合は水やりの頻度を増やしてください。

また、直射日光が強すぎる場所にあると葉がところどころ、もしくは葉先から茶色く葉焼けしていきます。この場合は、より日陰の場所に移動させ、葉焼けしてしまった部分は切り後が目立たないように剪定しましょう。基本的にシュロチクは生命力が高いので、枯れかけ状態を放置して完全に枯れさせなければ復活しますよ。

シュロチクを育ててみよう!

シュロチクは管理が比較的簡単で、初心者にもおすすめの観葉植物です。適切なケアを心がければ、長く美しい緑を楽しむことができます。日本の伝統的な美を感じさせるシュロチクを、ぜひ育ててみてください。