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【ごまの育て方】自宅で栽培することもできる?難易度はどれくらい?

2024/6/28

ゴマは栄養価が高く、薬味として重宝する植物です。しかし、家庭菜園で育てられるのかわからず躊躇している方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ゴマの育て方を初心者にもわかりやすく解説します。ぜひ参考にして、おいしいゴマ作りに挑戦してみてください。

ゴマの基本情報

ゴマ

Photo by phiXさん@GreenSnap

科・属 ゴマ科/ゴマ属
栽培難易度 ふつう
種まき時期 5月中旬〜6月中旬
収穫時期 9月〜10月
置き場所 日当たりと風通しの良い場所
肥料 肥料:元肥:必要 / 追肥:必要

ゴマは家庭菜園で育てられる?難易度は?

胡麻は家庭菜園でも十分に育てることができます。栽培難易度は比較的低く、初心者の方でも挑戦しやすい作物です。
胡麻は暑さに強く、水やりも頻繁に必要としないため、管理が比較的容易です。プランターでも栽培可能で、狭いスペースでも育てられます。種まきから収穫まで約3〜4ヶ月程度と、比較的短期間で収穫を楽しめるのも魅力です。

ゴマとは?

ゴマは一年草で、種子を食用や油の原料として用いる植物です。ゴマの実には栄養価が高く、カルシウムやビタミンE、食物繊維が豊富に含まれています。白ゴマ、黒ゴマ、金ゴマなど、種皮の色によって分類されますが、栄養価に大きな違いはありません。家庭菜園でも比較的育てやすい植物ですが、収穫時期の見極めが重要です。

置き場所・日当たり

ゴマはアフリカ原産の熱帯植物であるため、日当たりが良く、高温で水はけのよい場所を好みます。地植えでもプランターでも栽培が可能ですが、日光がたっぷり浴びられる場所を選んで植えましょう。特に、発芽から収穫までの期間は25〜40度の温度が適しています。寒冷地では、6月に入ってから種まきをするのが望ましく、地温が低い場合は黒色マルチなどを使用して土を温めると効果的です。

種まき

ゴマの種まきは、5月中旬から6月中旬に行います。種は小さいので、土の表面に浅くまき、軽く土をかぶせます。畝を立てる場合は、畝幅を60〜70cm、株間を15〜20cmほどにします。種まき後は、水やりを丁寧に行い、土が乾かないように注意しましょう。発芽までは2〜3日程度と、とても短い期間で発芽します。

用土

ゴマは水はけのいい土を好みます。市販の野菜用培養土でも問題ありませんが、赤玉土や腐葉土を混ぜるとより良い環境になります。畑で栽培する場合は、酸性の土壌を嫌うので、苦土石灰をまいて中和し、よく耕してから畝を立てましょう。プランターで育てる場合は、必ず鉢底石を敷いて水はけをよくしてください。

肥料

ゴマは日光さえ十分に当たれば乾いた大地でもよく育つため、肥料はあまり必要ありません。ただし、雑草に養分が取られないように、しっかり除草しましょう。

水やり

ゴマは乾燥に強い植物ですが、発芽時と生育初期は土が乾かないように注意が必要です。発芽後は、土の表面が乾いたら水やりを行います。ただし、過湿は根腐れの原因となるので、水はけの良い土壌を使用し、適度な水やりを心がけましょう。

支柱・仕立て

ゴマは通常、支柱や仕立ては不要です。しかし、風の強い地域や背丈が高くなりすぎた場合は、倒伏を防ぐために支柱を立てることもあります。その場合は、植物を傷つけないよう注意して設置してください。

収穫

ゴマの収穫時期は、種まきから90日程度経過し、一番下のさやが開き始めたころです。茎ごと刈り取り、束ねて逆さまに吊るして乾燥させます。完全に乾燥したら、さやをもみほぐして種子を取り出します。収穫のタイミングが遅れると、さやが裂けて種子が落ちてしまうので注意が必要です。

病気・害虫

ゴマは比較的病害虫に強い植物ですが、アブラムシやハダニなどの害虫が発生することもあります。病害虫が発生した場合は、早期発見・早期対策が大切です。

ゴマの育て方まとめ

ゴマ栽培のポイントは、日当たりと水はけの良い環境を整えることです。太陽が大好きな植物ですので、日当たりのいい環境で育ててくださいね。国産のごまは貴重なことで有名です。ご家庭でぜひゴマ栽培に挑戦して、その味わいを楽しんでみてくださいね。