【サンスベリアの育て方】水やりサインや植え替え時期、置き場所は?
2022/10/27
サンスベリアの基本情報
科・属 |
リュウゼツラン科サンスベリア属 |
栽培温度 |
20~25℃が適温(耐寒10℃) |
置き場所 |
一年を通して日当たりと風通しがよい場所を好む。 |
水やり |
春から秋の間は土が乾燥して3〜4日経過してからたっぷり水を与える。冬は断水する。 |
肥料 |
なくても育つ(与える場合は5〜9月の間) |
冬越し |
室内の暖かい部屋で管理し、水やりを控える。 |
サンスベリアとは?
サンスベリアは葉っぱにたくさん水分をためた、多肉植物のひとつです。観葉植物としてお店に並ぶことが多いので勘違いされやすいですが、ほかの観葉植物に比べて乾燥にとっても強く、多湿に弱いという特徴があります。
だから同じように水やりするのはじつはNG!筆者も水やりしすぎで枯らしたことがあります。
そういわれると育て方が難しいように思うかもしれませんが、本当の育て方さえ知っておけば、むしろお手入れ楽ちんな育てやすい植物なので安心してくださいね。
今回はサンスベリア特有の育て方を焦点に、初心者でも枯らさない水やりのコツや基本のお手入れについてご紹介します。
サンスベリアの育て方
置き場所
サンスベリアは1年中柔らかい日光があたり、風通しがいい場所を好みます。室内なら窓際に置き、真夏はレースカーテンで遮光してあげてください。
日陰でも育ちますが、よりハリがあって充実した葉を伸ばしたいなら日なたに置くのがおすすめです。
水やり
サンスベリアの水やりは乾燥気味が基本です。5〜9月の間は表土が乾いてから3〜4日後に、鉢底から流れ出るまでたっぷり水やりしてください。表土が乾いても数日待つのがほかの観葉植物とお手入れが異なるポイントです。
ちなみに、筆者は梅雨に枯らしたことがあるので、湿度が高い時期は5〜7日時間をおいてもいいかもしれません。
そして気温15〜10℃くらいの秋ごろから、だんだんと水やりの頻度を落としていき、気温10℃以下の休眠期間は断水することが大切です。
肥料
肥料を与える場合は、5〜9月の間に多肉植物用の緩効性肥料を与えるのがおすすめです。観葉植物用の肥料でも大丈夫ですが、その場合は規定量よりもやや少なめに与えてあげるといいですよ。
サンスベリアの冬の育て方(冬越し)
サンスベリアの耐寒温度は10℃ほどなので、室内の暖かい場所へ映してあげてください。とくに夜は窓際の気温が下がりやすいため、窓から離れた場所へ置くといいでしょう。
サンスベリアの育て方でよくある質問
サンスベリアはどこまで大きくなる?
サンスベリアは80〜100cmほどまで大きくなる可能性があります。あまり大きくしたくない、というときは肥料を与えなくても大丈夫です。
サンスベリアの葉が曲がる、横に広がる原因は?剪定した方がいい?
サンスベリアは育てるうちに、葉先が枯れたり、葉が細くひょろひょろと伸び上がっていったり、横に広がるように曲がったりと、見栄えが悪くなることがあります。
こうなったら徒長した枝や枯れた葉を剪定しましょう。剪定時期は、5〜9月頃です。
サンスベリアの葉にしわができる、葉がまるまる原因は?
サンスベリアの葉にしわができたり、葉がまるまるときは、水不足の可能性があります。これらの症状が見られたら、水やりが必要なサインとなるので覚えておきましょう。
サンスベリアの植え替え時期や頻度は?
サンスベリアの成長速度は早いので、最低でも2年に1度の頻度で植え替えしてあげるといいでしょう。
サンスベリアの植え替え時期は、5〜9月頃です。植え替えるときは水はけのいい土を使用しましょう。市販のサンスベリア専用土か多肉植物用の土がおすすめです。
なお、植え替えと同じタイミングで葉挿しや株分けに挑戦することもできます。
サンスベリアの育て方まとめ
サンスベリアの育て方をまとめると、水やりは土が乾いてから数日待ってから与えて、冬は断水。気温に注意しながら日なたの場所に置く、春から秋に肥料を与える、ということでした。
サンスベリアの育て方ではとくに水やりがキーポイントなので、よく読んで覚えて実践してみてくださいね。
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一点物やレアな品種もあるので、ぜひこの機会に、お気に入りのサンスベリアを探してみてくださいね。