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【ムクゲの育て方】冬の管理や挿し木の方法は?

2023/8/8

ムクゲの基本情報

科・属 アオイ科フヨウ属
植え付け時期 12~3月
植える場所 日当たりがよい場所で育てる
水やり 庭植えの場合は不要。鉢植えの場合はこまめに水やりする
肥料 6~8月、12~2月
開花時期 7〜9月

ムクゲとは

ムクゲ ピンク

Photo by スエダクションさん@GreenSnap

ムクゲとは、夏の時期になるとフヨウのよう花を咲かせる落葉低木です。暑さや寒さに強いことから、多くの地域では地植えで育てることができます。ムクゲは、地植えだと高さ3〜4mほどまでぐんぐん成長し、存在感のある樹木となります。丈夫な樹木なので、庭木はもちろん、街路樹としても人気があります。

ムクゲの育て方

ムクゲの育て方は、一年を通して日当たりのよい場所に植えることがポイントです。植え付け時期は12〜3月頃が目安で、地植えの場合は根鉢より一回りほど大きく穴を掘ります。そのあと、元肥を混ぜ合わせて、根鉢を崩さないように植え付けます。

地植えの際は水を与える必要はありませんが、鉢植えなら土が乾いたタイミングで与えます。またムクゲは、冬になると緩効性肥料または有機肥料を施します。初夏に緩効性肥料を少し与えることで、花つきもよくなりますよ。

ムクゲの冬の育て方(冬越し)

ムクゲは耐寒性や耐乾性に優れていることから、特別な冬越し対策は必要ありません。冬になると落葉して枯れたような見た目になりますが、暖かくなると葉をつけはじめるので、心配しないでくださいね。

多くの品種は北海道南部〜沖縄まで屋外で育てることができますが、北海道北部では冬越しはできないようです。北海道北部の場合は、鉢植えで育てて冬場は室内で管理するようにしてくださいね。また、ムクゲの剪定は落葉期が適期なので、この時期に作業しましょう。

ムクゲの育て方についてよくある質問

ムクゲは挿し木でも増やせるの?

ムクゲは種まきや挿し木で増やせます。挿し木の適期は3〜4月ですが、その年に伸びた枝を使用して、5〜6月または9〜10月でも作業ができます。

ムクゲは10〜15cmの枝をカットしたら、先端の葉を2〜3枚ほど残して残りは全て切り落とします。切り口の部分に、植物成長調整剤を塗布し、挿し木用の土を鉢に入れて枝を挿しましょう。そのあと、たっぷりと水やりをして、風の当たらない日陰で暫く管理してください。ムクゲは1ヶ月ほどで発根することが多く、苗が育ったら地面や鉢に植え替えます。

ムクゲはこのように挿し木で簡単に増やせますが、こぼれ種でもすぐに発芽します。お好みの方法で増やしてみてくださいね!

ムクゲが枯れる原因は?

ムクゲ 複色

Photo by hanamoさん@GreenSnap

ムクゲは丈夫な植物なのでどんな環境でも比較的育ちますが、枯れてしまうにはいくつかの原因が考えられます。

ムクゲは成長が早い植物なので、鉢植えで育てている場合は根詰まりを引き起こしていることがあります。根詰まりすると水分を十分に吸収できず、やがて枯れてしまうので、その場合は一回りほど大きな鉢や広い場所に植え替えるようにしましょう。

また、ムクゲは害虫が原因で枯れることもあります。アブラムシやカミキリムシの幼虫などが発生しやすく、そのまま放置しておくのはよくありません。害虫を見つけたら、すぐに駆除しましょう。

ムクゲは鉢植えよりも地植えする方がいい?

ムクゲは短期間でぐんぐん成長する特徴があるので、鉢植えよりも地植えで育てる方がおすすめです。ある程度まで大きく成長することから、街路樹や生垣として利用できます。

また、ムクゲは下に向かって深く根を張るため、狭いお庭でも育てられますよ。お手入れも難しくないので、初心者の方でも挑戦しやすいです。

しかしながら、ムクゲは鉢植えでも育てられるので、ベランダなどでは鉢植えで楽しめます。鉢植えの場合は、定期的に植え替えることで元気に育つでしょう。

ムクゲを庭木として育ててみよう!

ムクゲ ホワイト

Photo by ぎんねこさん@GreenSnap

ムクゲはカラフルな大輪の花を咲かせる植物ですね。ハイビスカスやフヨウによく似ていますが、寒さに強いため全国的に育てることができます。

ムクゲは日当たりのよい環境を好み、鉢植えよりも地植えに人気があります。丈夫な樹木なので、生垣や街路樹などに利用されることも多いですよ。興味があれば、ぜひともムクゲを庭木として育ててみてください。