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【ローゼルの育て方】種まき方法やプランターでの育て方は?

2024/7/23

ローゼルの基本情報

科・属 アオイ科フヨウ属
分類 多年草
植え付け時期 5~6月
開花時期 9~10月
置き場所 日当たりと風通しのよい場所
肥料 元肥:不要/追肥:必要

ローゼルとは

ローゼル

Photo by kdさん@GreenSnap

ローゼルは、アフリカ西部を原産とするアオイ科フヨウ属の多年草です。寒さに弱いため、日本では1年草または2年草として扱われることがあります。

草丈は1.5〜2mほどになり、9〜10月頃に同じアオイ科であるハイビスカスに似た花を咲かせます。花はその日のうちにしぼんでしまう一日花ですが、花後に光沢がある濃い紅色の果実をつけます。この果実のガクと苞を乾燥させることで、ハイビスカスティーの原料となります。

ローゼルの育て方

日当たり

日当たりと風通しのよい場所で育てます。日光をたっぷり浴びることで花つきがよくなります。また、ローゼルは短日植物で、日照時間が短くなっていくことで花芽をつける性質があります。そのため、街灯の側や屋内で育てていると花芽がつきにくいので注意してください。

水やり

ローゼルの水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと行います。冬は休眠期にあたるので、乾かし気味に管理します。

種まき

ローゼルの種まきは4〜5月が適期です。発芽適温は20〜25℃とやや高めなので、十分に暖かくなってから種まきをしましょう。

種まきの方法は、育苗ポットに種をまき薄く土を被せたあと、土が乾燥しないように管理して1〜2週間ほどで発芽します。しっかりと根付いたら植え付けをしましょう。

植え付け

ローゼルの植え付けは5〜6月が適期です。複数の株を植え付ける場合は、株間を60cmほどあけてください。

用土

ローゼルは水はけのよい土を好みます。鉢植えの場合は、市販の草花用培養土が使えます。地植えの場合は、腐葉土などの堆肥を土に混ぜ込んで、水はけをよくしておきましょう。

肥料

ローゼルの肥料は、生育期の5~10月にかけて緩効性化成肥料を規定量、追肥します。ただし、猛暑が続く場合は、施肥を中断してください。

切り戻し・剪定

ローゼルの剪定は基本的に必要はありません。

収穫

ローゼルの果実の収穫時期は12月上旬〜下旬です。ローゼルは花が終わったあと果実をつけ、その果実がぷっくらと膨らみ熟したら収穫ができ、ハイビスカスティーの原料となります。。

夏越し・冬越し

夏越しはとくに必要ありません。

一方で、ローゼルは寒さに弱いため、屋外での冬越しは難しいです。そのため。多年草として育てたい場合は、鉢植えにして寒くなる前に室内に取り込み、乾燥気味に育てます。

病気・害虫

病気の被害はほとんどみられません。

害虫は、アブラムシやハダニに注意します。日頃からよく観察して発見しだいすぐに駆除してください。

ローゼルの育て方についてよくある質問

ローゼルはプランターで育てられる?

ローゼルはプランターでベランダなどでも育てることができます。育て方も地植えや鉢植えと同じです。

ローゼルの育て方まとめ

ローゼルは、淡い色が美しい大輪の花とティーの原料にもなる真紅の果実が魅力の多年草です。寒さにはとても弱いので、冬越しができるように鉢植えで育てるのがよいでしょう。ぜひこの記事を参考にローゼルを育ててみてくださいね。